住まいの雑学
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2012年8月30日 (木)

残暑を涼しく過ごすためのこわ~い話。家で実際におこった怪現象

残暑を涼しく過ごすためのこわ~い話。家で実際におこった怪現象
Photo: iStockphoto / thinkstock

夏もそろそろ終わりを迎えようとしている。まだまだ残暑が続き、東京では真夏日が連日記録されているが、そんな暑さを少しでもやわらげるべく、今回は怪談系のネタをご紹介したい。しかも今回は、語り継がれている物語ではなく、実際の体験談をライターの井上晶夫氏に語っていただいた。

「僕の体験は主に金縛りです。中学2年生のころは週3~4回のペースでかかりました。身体はまったく動かなくて、手や足の先がビリビリとしびれて痛い。助けを呼ぼうにも声もでなくて。あまりにも多かったので親に相談もしましたよ」

そんな井上氏は、金縛りの最中に、いろいろなものを見たのだそう。

「例えば、置いてある机やタンスなどの位置がまるで違っていたり、見たこともない掛け軸が下がっていたり。ほかにも、泣いている赤ん坊が見えたり、落ち武者から話しかけられたことも」

しかしある日突然、霊現象がピタリと止まったそう。

「とある心霊研究家がテレビで、『金縛りに合うのは、死んだことが理解できていない霊が相談に来ているため。霊に死んでいること、成仏したほうがいいことを教えてあげるのがいい』と話しているのを聞いて、実際にそれを試してみたのです」

身体が動かない、声も出ないという状況で、井上氏は『あなたは死んでいるんです。成仏してください。南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏!』と叫んだのだという。するとこれまでに感じたことのない重みで押しつぶされそうになったあと、ふいに身体が軽くなった。

「金縛りが解けると、不思議なことに涙があとからあとから流れ出てきまして。また、それ以降、頻繁にかかっていた金縛りはぴたりとやんだのです。霊的な話を信じているわけではないのですが、体験した僕自身としては、ほかに説明のつけようがないんですよね…」

井上氏のような金縛り体験だけでなく、悪夢を見た、ポルターガイスト現象に遭遇した、ラップ音を聞いたなど、世の中にはさまざまな恐怖エピソードが存在する。そのどれもはっきりした根拠があるわけではないが、敏感な人はおはらいにいくなどの対処を心がけたほうがよいかもしれない。

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