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2012年6月13日 (水)

魅力いっぱい。架空の国家「銀河連邦」に所属する、秋田県能代市

2010年6月13日、小惑星イトカワから微粒子を採取した小惑星探査機「はやぶさ」が、無事地球への帰還を果たした。そんなエピソードから、6月13日は銀河連邦によってはやぶさの日に制定されている。

銀河連邦とは、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の施設がある秋田県能代市など全国6市町がユーモアとパロディの精神で、1987年に建国した仮想の連邦国家。そんな、ある種のジョークのようにも感じられる銀河連邦だが、その実態は子ども留学交流など教育にも熱心に取り組むまじめな団体である。

そんな銀河連邦に所属する秋田県能代市は、ほかにも子どもたちをサポートする活動を実施。その一つとして注目されているのが、“バスケの街”づくりだ。これはスラムダンク奨学金を制定するなど、バスケを通じて子どもたちを応援するもの。能代工業高校のバスケットボール部の活躍(田臥勇太選手の出身校)にあやかって実施されているのだとか。

能代市の魅力はこのような支援活動だけに留まらない。市役所に設置された「能代の一番教えて下さい!」というページでは、こんなコメントが寄せられていた。

「木の間から太陽の光が差し込んで、緑がとても綺麗」
「いつも通り過ぎるだけだった公園に入ってみました。広くて風も気持ちいい!お気に入りスポットになりました!!」
「自分の中に自然を美しいと思える心があることを喜ぶとともに、故郷に美しい景色が残っていることに感謝しました」

JAXAの最先端施設があり、教育にも熱心で自然も豊か。さらに架空の連邦国家に所属するというユーモアも忘れていない能代市では、せわしい現代社会を楽しく生きるためのヒントがたくさん見つかりそうだ。

能代市「能代の一番教えて下さい!」
HP:http://www.city.noshiro.akita.jp/g.html?seq=1193
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