住まいの雑学
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2012年8月7日 (火)

今日は立秋。最低限押さえておきたい「残暑見舞い」の書き方ルール

zansho
Photo: Janie Airey / thinkstock

本日8月7日は立秋。実生活ではまだまだ秋とは言えないが、暦の上ではこの日を境に季節が変わるとされている。秋の季語としても使われることがあり、「立秋の雲の動きのなつかしき」という高浜虚子の俳句などは有名だ。

ちなみに、この日を境に季節の便りも「暑中見舞い」から「残暑見舞い」にシフトする。もし大切な上司などに季節の便りを出す場合は、しっかりと「暑中・残暑」の使い分けをして、正しい手紙を出したいものだ。

そこで今回はAllAboutの記事「残暑見舞いのマナー」から、大人として押さえておきたい「残暑見舞い」のルールについてご紹介しよう。

1、書き方
書く順序は、季節のごあいさつ→相手の安否&自分の近況→自身の連絡先、日付の順。このときのポイントは日付を平成24年8月7日とせずに、平成24年晩夏とすること。さらにPCでプリントしたものでは味気ないので、一筆でも自筆の文字を入れるとより心がこもった印象を与えることができる

2、NGワード
「盛夏」はNG。残暑見舞いでは「晩夏」「立秋」「葉月」「秋暑」「残炎」が正解。よく使われる「お体ご自愛下さい」も実は、NG。「自愛」とは身体や健康を意味する単語。「お体ご自愛下さい」と使うと重複することになるので、使う場合は「どうぞご自愛くださいますよう」が正解だ。

3、タイムリミット
正式な決まりはないが、あまり遅くに送ると相手が返礼に困ってしまうなんてことも……。8月中に送るというのが通例のよう。

日本郵便では特別サイトを設置。無料テンプレートを使ってオリジナルのはがきを作成したり、「かもめ~る」と呼ばれる夏のくじつきはがきを購入することもできる。さらに一番困る、季節のあいさつや文例集も多数掲載されている。

何より大切なのは、相手の健康を気遣い、自分は元気ですよと伝えるということ。休日の夕暮れ、少し時間のあいたそのときに、普段なかなかありがとうの言えない両親や上司、疎遠になっている友人などに、一筆書いてみてはいかがだろうか。

■AllAbout「残暑見舞いのマナー」
HP:http://allabout.co.jp/aa/special/sp_summergreeting/contents/10191/72024/

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