住まいの雑学
池谷梢 /企画・エフェクト
池谷梢 /企画・エフェクト
2014年10月27日 (月)

インテリアにもなる高級自転車。保管ってどうすればいいの?

街を疾走する高級自転車の保管方法とインテリアとしての魅せ方(写真: iStock / thinkstock)
写真: iStock / thinkstock

街中を颯爽と走る自転車。最近では趣味でもかなり高級なものを購入したり、自分なりにカスタマイズする人が増えているようだ。しかし、高級自転車は軽量で持ち運びしやすく、室外で保管すると盗難にも遭いやすい。そこで今回は、高級自転車を多く扱う『Nicole EuroCycle』に、室内での保管方法、そしてインテリアのひとつとしての魅せ方について伺った。

自転車をインテリアとして保管するおすすめの方法は?

「ミノウラというメーカーの“バイクタワー”という商品があります。これは、天井まで届く突っ張り棒のようなもので、上下それぞれのフックに自転車をかけられるため、1台分のスペースに2台の自転車を保管できます。そのほか、丈夫な柱や梁のある壁にフックをねじで埋め込み、固定する方法もあります」

なるほど、自転車好きは複数台所有している人も多いだろうから、たしかに上下に2台保管できるのは助かりそうだ。しかも、床に直置きするより壁に掛けたほうが、インテリアのひとつに見えるかもしれない。

「そうですね。購入する方の多くは、インテリアとしての目的だけでなく、スペースの問題からも購入されていますね。床置きすると場所を取りますが、ひっかければ省スペースになりますから」

そのほか、どんな保管方法がありますか?

「余裕がある方は、自宅近くに専用のレンタルガレージを借りている方もいます。スペースの問題だけでなく、安全面でも安心できますからね」

なるほど、レンタルガレージとはなかなか気合が入っている。では室外で保管するのは、やはりよくないのだろうか?

「1㎏を切るような軽量な自転車は、カーボン製などの素材を使用していることがほとんどです。デリケートな部品が多く、精密機器と同様の扱いをする必要があります。風雨などでさびたりパーツの寿命が短くなるなど、劣化が早く進むため、室外での保管はおすすめしていません」

せっかく手に入れた大事な自転車、安全面からみても、寿命の点からしても、室内できちんと管理するのがよさそうだ。

●取材協力
Nicole EuroCycle
HP:http://www.nicole-eurocycle.co.jp/
前の記事 世界遺産候補へ! 注目を集める「長崎の教会群」とは?
次の記事 こんなに機能が充実! 最新のシステムバスルーム3選
SUUMOで住まいを探してみよう