刺身はこうしてつくられる マグロ解体に熱い視線 泡瀬漁港でパヤオまつり


この記事を書いた人 松永 勝利
約50キロのキハダマグロの解体ショーにくぎ付けになる市民ら=29日午後0時半ごろ、沖縄市の泡瀬漁港内パヤオ直売店

 【沖縄】直売店の来店客に日頃の感謝を伝え、魚により親しんでもらおうと「パヤオまつり」が29日、沖縄市の泡瀬漁港にあるパヤオ直売店で開かれている。海の幸を使った天ぷらや魚の直売のほか、チキンカレーの無料配布やマジックショーもある。祭りは午後5時まで。
 午後0時半ごろに始まった目玉の一つ「マグロの解体ショー」と模擬セリ販売には、大勢の市民が詰め掛けた。
 読谷村から訪れた照屋哉(ちかし)さん(32)は1キロほどのマグロを500円で買った。「普通の8割引きくらいの価格だ。居酒屋を経営してるので、お客さんに格安で提供したい」と興奮気味に話していた。【琉球新報電子版】