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「マルちゃん正麺」うどんバージョンは原材料から見直した

「インスタントと思えない食感」と大ヒットした『マルちゃん正麺』シリーズ。

 東洋水産は、その新味として、『マルちゃん正麺 うどん』と『同 カレーうどん』を10月7日に全国一斉発売した。日清食品も、11月11日『日清のどん兵衛 生うどん食感』を発売する。

 東洋水産の担当者は、こう自信をのぞかせる。

「チルドや冷凍、乾麺などさまざまな“うどんカテゴリー”の製品と比較すると、うどん、そばなどの即席和風袋麺の市場はまだまだ小さいですが、逆に大きな可能性を秘めています。うどんは子供から大人まで年齢に関係なく人気があり、具材を変えればさまざまな楽しみ方ができます」

 新袋麺がヒットした理由は、麺そのもののおいしさにある。前出・東洋水産の担当者は言う。

「今回発売するうどんは、基本的な製法はラーメンと同じ“生麺うまいまま製法”で切り出した生の麺をそのまま乾燥させていますが、うどん専用の小麦粉を用い、原材料の配合や製造条件は一から見直しました」

 本当に“本格的”なのか? 『マルちゃん正麺 うどん』と『同 カレーうどん』を食べたフードライター・三上雅子さんに感想を聞いた。

「麺はもちもちしていて、しっかりしたコシもあってなめらか。食べ始めから最後まで同じ食感が楽しめました。つゆは透明感がありバランスのよいしっかりとした味なので “素うどん”で食べても充分おいしい。カレーうどんは、甘みがあり、和風カレーの好きな人にはたまらない味。スープが麺によくからみ、食べ応えもありおいしいです」

※女性セブン2013年10月24・31日号

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