住まいの雑学
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SUUMOジャーナル ピックアップ
2012年6月7日 (木)

いまの住まいに永住したいなら知っておくべき家を長持ちさせるコツ

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Photo: Maria Teijeiro / thinkstock

第一生命経済研究所が、持ち家で二人暮らしをしている60~74歳の夫婦に、住み替えの意思を調査したところ、6割以上の人がいまの家に永住したがっていることが分かった。そう考える主な理由は「住み慣れているから」「今の住まいへの愛着があるから」など。

“たとえ資金にゆとりがあっても”という前提付きでの調査であったことから、住み慣れた家への愛着の深さがよく分かる。

“今の住まいを守りたい”のであれば、家を長持ちさせる秘訣は当然知っておきたいところ。そこで今回は住まいを長く、良好に保つコツをご紹介。まずは知識として、家が傷んでしまう理由から押さえておこう。

中央エアサイクル住宅のサイトでも解説されているように、家が傷んでしまう大きな理由は湿気。この湿気は腐朽菌や白アリ発生の原因でありまさに住まいの天敵。これを取り除くことが住まいを長持ちさせる秘訣だと言える。

レモンホームのサイトや、小坂工務店のサイトでは、湿気を取り払う定期的なお手入れの実施を提案。「換気や通気」といった毎日できること、「念入りな掃除機かけ」といった週に一度はやっておきたいこと、「床や玄関ドアの水拭き」といった月に一度はやっておきたいこと、さらに「外壁の汚れ落とし」など半年に一度はやっておきたいことなど、お手入れのポイントを詳しく紹介している。

また、寿ホームズが推奨するように、1月は換気に気をつける、5月は梅雨に備えて排水口やためますの掃除をする、10月は落ち葉をこまめに掃除するなど、お手入れのカレンダーをつくっておくのも目安になっていいかもしれない。

住まいを長持ちさせる秘訣とは、なんのことはない、ちゃんと手入れをして住まいを清潔に保てばそれでよし。ちゃんと大切にしてあげればそれだけ長く応えてくれるなんて、住まいはまるで生き物のよう!?

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