住まいの雑学
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大森 広司
2011年4月8日 (金)

リノベーション、インスペクション、シェアハウス… 住宅業界の横文字化に乗り遅れるな!

古い中古マンションもリノベーションでこだわりの住空間に

友人に「最近、家をリノベーションしたんだ」と言われて、「リノベ…なにそれ?」なんてことにならないよう、知っておきたい住宅の横文字ワードをおさらいしておこう。

●リノベーション
住宅を大がかりにリフォームすること。壁紙や設備の取り替えだけでなく、間取りを変えたり、耐震補強したりと空間そのものをバージョンアップする感覚だ。中古住宅をリノベーションした「リノベ住宅」が販売されるケースも増えている。

●インスペクショ
中古住宅を売買するときに、不具合や欠陥がないかどうか調査すること。建築の知識を持つ専門のインスペクターが調査するので安心感が高い。入居後一定期間の保証がつく住宅もある。

●シェアハウス
賃貸住宅の一種で、玄関やキッチン、リビングダイニングなどを居住者同士で共有するタイプ。家具や家電があらかじめ設置されていたり、敷金や礼金が不要なケースが多く、初期費用や家賃が安上がり。女性専用の物件もあるなど、若い人を中心に注目されている。

●コンバージョン
ホテルやオフィスなどを住宅に改造して利用すること。普通の住宅と比べて天井が高く開放感があったり、共用施設が豪華だったりするケースも。

●コレクティブハウス
複数の世帯がリビングダイニングなどのスペースを共用する住宅。キッチンや浴室などは個々の世帯に設置されているケースが多く、シェアハウスに比べて世帯の独立性が高いとされる。

ここで紹介したのは、数ある“横文字”の中でも、最近話題になっているものばかり。
モヤモヤが少しスッキリ!?

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