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2013年1月13日 (日)

今年こそマイホーム購入資金を貯めたい!そんな人にオススメな貯金術

今年こそマイホーム貯金を_そんな人におすすめしたい貯金方法
Photo: Hemera / thinkstock

年始といえば一年の抱負を決める時期。“今年こそマイホーム貯金を”と、正月に決意した方も多いのではないだろうか。そこで今回は、マイホーム購入のためにどうすれば賢く貯金できるのか、あらためて王道をまとめてみた。

■家計の見直し
なにより大切なのは、家計の見直しをすること。食費や携帯代などの生活費はもちろんのこと、シーズンごとについ買ってしまう化粧品や洋服、旅行などを我慢することで、意外と貯金が可能。大切なのは、“余ったら貯めよう”ではなく、“お給料が入ったらすぐ貯める!”という心意気だ。
参考:MSN不動産

次に、効率的な貯金ノウハウをご紹介していきたい。

■財形住宅貯蓄
こちらは、サラリーマン家庭にオススメの方法。毎月の給料から天引きで行う「財形貯蓄」のひとつで、住宅購入を目的としたものだ。この方法で貯蓄したお金は、550万円までなら非課税になる。

条件は以下の通り。
・契約締結時に55歳未満の勤労者であること
・事業主を通して賃金から天引きで預入すること
・5年以上にわたって定期的に積み立てること
・積み立てた資金は、住宅の購入、新築、増改築以外に払い出しをしないこと
※住宅資金として使う場合は5年以内でも非課税

■預金先の銀行選び
うまく貯金するためにはそれ専用の口座をつくったほうがいいのだが、ポイントはどの銀行のどの預金口座を利用するか、ということ。一般的に、普通預金よりも定期預金のほうが金利が高く、定期預金でも満期の時期によって金利が変わる。また、都市銀行や地方銀行よりも、ネット銀行のほうが金利が高い傾向にあるようだ。

■個人向け国債
個人向け国債を活用するのも手だ。ほとんどの金融機関で購入でき、基本的に手数料がかからないこと、1万円から購入可能なことなどがメリット。元本が保証されるため、中途解約の可能性が高い場合は、定期預金よりも個人向け国債のほうがいいとの意見もある。

基本的には、なるべくリスク商品は避け、元本確実な商品を選択するのが重要。現在のお金の使い方や預金状況を見直しつつ、効率的な貯金につなげたい。

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