住まいの雑学
菅森健吾/企画・エフェクト
菅森健吾/企画・エフェクト
2014年8月20日 (水)

旅行から帰ってきたら……。 誰もいない自宅では思わぬ事件が!?

旅行から帰ってきたら……。 誰もいない自宅では思わぬ事件が!?(写真: iStock / thinkstock)
写真: iStock / thinkstock

夏休みシーズンを終え、旅行やレジャーの思い出で頭がいっぱい……。まだまだ休み気分を抜け出せない!なんて方も多いのでは。長期休みはふつうのお出かけ気分で家を空けてしまうと、思わぬしっぺ返しが待っていることも!? “思わぬ”トラブルの原因はもっと身近なところにあるのだ。というわけで早速ネット上でつぶやかれた失敗談の数々を見てみよう。

■停電で予約設定がリセット……テレビ番組録画トラブル
まず一番目についたのが、見たいテレビ番組の留守録問題。1日分の録画予約ならいざ知らず、長期間の録画予約を完璧にこなすには何かと苦難があるようだ。みなさん、やはりレコーダーの操作ミスに泣かされることが多いみたいだが、なかには停電で予約設定がすべてリセットされたなんて事例も。

■長期不在でうっかり……宅配便トラブル
続いてはネット社会ならではの失敗談。通販サイトで購入していたモノが長期不在のため返送、保管期間を過ぎてしまい、注文取り消しとなってしまった方も意外に多いよう。手軽に買えるからこそ配達日の確認って怠りがち。旅行で家を空ける際は通販関係も、しっかりチェックしてから出掛けよう。それと配達関連で言えばもう1つ、郵便物がたまってしまったポストは、周囲(空き巣)に長期不在をアピールしているようなもの。郵便局では不在届を出しておけばその間の郵便物を保管しておいてくれるので日数によっては対策しておいたほうが無難かも。新聞も同様に一時的に配達ストップの依頼などが必要だ。

■エアコン、水道代……光熱費トラブル
最後に、こちらは帰宅時にちょっとゾッとするトラブル。夏休みの旅行から帰ってきたら部屋が涼しかった(エアコンの切り忘れ)なんて事例は序の口。運悪く旅行中に水道管が破裂して、約50万円の水道代を請求されたなんて方もいた。

ちなみに先の“切り忘れ”関連に限って、節約になるからと言ってブレーカーを切ってしまうのはあまりお勧めできない。冷蔵庫の中を空にする手間が掛かるし、門灯くらいは点けっぱなしにしておいて、防犯性を高めたほうが良いだろう。

他にも、飼い主不在で寂しくなったネコちゃんが尋常じゃないほどトイレに失敗していた、便器の水が蒸発して浄化槽の臭いが直接部屋に立ちこめていた、なんて失敗談もあった。やはり長期の不在時には、誰かに自宅を気にかけてもらうことが賢明のようだ。楽しい旅行を安心して楽しむのなら、知り合いやご近所に一声掛ける、マンションの場合管理会社に事前に連絡しておくなどの対策をしておこう。

●長期不在にする際、何かあったら、管理会社はどこまで対応してくれるの?
https://suumo.jp/journal/2013/01/29/37199/
前の記事 世界の避暑方法はどんなもの?熱帯地域で暮らす人に学ぶ暑さ対策
次の記事 夏に欠かせない水分補給。水道水をよりおいしくするための方法は?
SUUMOで住まいを探してみよう