街・地域
55
SUUMOジャーナル ピックアップ
2012年12月1日 (土)

天神のシンボル警固公園がリニューアル。スケートリンクも設置

天神のシンボル警固公園がリニューアルスケートリンクも設置

福岡市にある警固公園が、本日12月1日にリニューアルを果たす。

昭和26年の開園以来、安全・安心なまちづくりのシンボルとして多くの人々に親しまれてきた警固公園。だが、近年は施設の老朽化が進み、防犯上の問題が指摘されていたようだ。

そこで福岡市は、地域住民や周辺の事業者と連携し、情報交換および検討を重ねたという。それを踏まえ、今年の6月から園内を全面閉鎖しての工事が開始。約半年の工事期間を経て、警固公園は新たに生まれ変わった。

そんな警固公園のリニューアルについて、福岡市役所住宅都市局みどりのまち推進部みどり整備課に話を伺った。今回の再整備によって警固公園はどのように変わったのだろうか?

「今回の再整備では、安心・安全を第一の目的としております。新しい警固公園は、園路を広くして段差や死角をなくすことで、明るく見通しもすっきりとした公園となりました」

上記に加え、歩道の周りにはベンチや花壇を配置。公園を訪れる人々がゆっくり休めたり、ゆったり歩けるようにしたという。また、以前は公園の奥にあって使いにくかったトイレも場所を変更。さらにガラスを使って明るく清潔感のあるものにしたそうだ。

では、警固公園がこれから果たす役割についてはどのような期待を抱いているのだろうか?

「これからは、警固公園が天神の魅力的な『中庭』として、また安全・安心のまちのシンボルとして、多くの人が憩い、交流できる公園になることを願っております。来年度には、交番と地域防犯活動の支援施設が一体となった『警固公園安全安心センター』も開所しますので、より一層防犯機能が強化されると思います。新しく生まれ変わった警固公園を市民の皆様をはじめ、多くの方々にご利用いただければ幸いです」

ちなみに、開園初日の12月1日の午後からは開園式が行われ、さらにイルミネーションの点灯式や屋外スケートリンクのオープニングセレモニーなども実施されるという。近くに訪れた際は、一度足を運んでみてはいかがだろう。

前の記事 マラソンしながらカレーをつくる? 地方のユニークなマラソン大会
次の記事 よく耳にする“箱崎JCT”や“谷町JCT”って駅でいうとどこなの?
SUUMOで住まいを探してみよう