編集部

こんにちは、旅を広める会社である株式会社TABIPPOが運営をしている「旅」の総合WEBメディアです。世界一周のひとり旅を経験した旅好きなメンバーが、世界中を旅する魅力を伝えたいという想いで設立しました。旅人たちが実際に旅した体験をベースに1つずつ記事を配信して、これからの時代の多様な旅を提案します。

南米で一番広い面積を持ち、豊かな自然や陽気な人々が魅力的なブラジル。そんなブラジルには、今すぐ航空券を手に入れて飛んでいきたいと思ってしまうような、素晴らしい観光スポットがたくさんあります。

日本では決して体験できないようなスケールの大きい自然、美しい景色や街…では早速、ブラジルの魅力を皆さんにたっぷりお届けします!

*編集部追記
2018年8月に公開した記事に新たに加筆しました。(2018/11/16)

 

*編集部追記
2016年6月の記事に新たに追加しました。
2017年5月更新の記事に、新たに追加しました。(2017/10/02)
2017年10月更新の記事に、新たに追加しました。(2018/08/21)
執筆時点での情報なので、実際に訪れた方で古い情報を見つけた方はmedia@tabippo.netまでご連絡ください。

 

ブラジルに行ってみての感想

photo by pixta

私がブラジルを訪れたのは6月頃で、ちょうど乾季の時期でした。天気はカラッとしており心地よく、張り切って観光できました。全体の感想としては、ブラジルは自然が豊かで、また人も明るく、この陽気さは日本人とは全く違うなあと感じた記憶があります。

しかしながら、ブラジルは日系人が多いことでも有名!なんと約150万人にも及ぶ日系人がいるとも言われており、これは世界で最も多いです。ブラジルで活躍している日系ブラジル人も多く、どことなく親しみがわきます。

世界中から移民が集まってきたブラジルは食事も多文化で、ポルトガル、西アフリカ、イタリア、中東などいろいろな地域・国のものが混じり、ブラジル風に改良され新しいグルメが生まれました。

オリジナルの国とはまた違うブラジルのグルメ、ぜひ挑戦してみてくださいね。

 

ブラジルを観光する際のアドバイス

photo by pixta

ブラジルの治安ですが、残念ながらあまり良いとは言えません。特にファベーラと呼ばれるスラム街は強盗や殺人などの凶悪犯罪も多く、決して興味本位で近づかない方が良いです。

また暗くなってからの外出、特に遅い時間は危険性も増すので注意が必要です。できるだけ夜は出歩かない方が良いでしょう。

物価ですが、野菜や果物といった食品は安く、外食も300〜900円ほどが目安です。通信費なども安いですが、ブラジルは爆発的なインフラが進み物価も上昇傾向にあるので、今後ますます水準は上がっていくでしょう。

衛生面に関して言えば、やはり日本ほど良くないです。ローカルレストランなどの衛生状態もそれほど期待できないので、心配な方は薬を忘れないようにしましょう。

 

ブラジル観光のベストスポット

photo by pixta

ブラジル、アルゼンチンとの国境にあるイグアスの滝は、大小様々な滝が連なる大瀑布です。南米の自然を代表する圧倒的なスケールで、マチュピチュやウユニ塩湖などと並び、一生に一度は見たい南米の絶景として有名です。

 

アマゾン川

photo by Vitaly Titov & Maria Sidelnikova/Shutterstock.com

世界最大の河川として名高いアマゾン川は、総流域面積がなんとオーストラリア大陸に匹敵するほどの大きさだそう。人間が手をつけにくい環境と伝統を語り継ぐ民族によって守られるアマゾンには多種多様な生物が生息している。

宇宙と深海をのぞけば、今も人類にとって未知の可能性を残す土地といわれており、旅人の冒険心がくすぶられる。

■詳細情報
・名称:アマゾン熱帯雨林
・アクセス:ベレン、サンタレンなど観光の拠点の町に行き、ツアーに参加

 

レンソイス・マラニャンセス国立公園

photo by 清水直哉

マラニャン州の州都サンルイスから、およそ260km。ガタガタ道を揺られたどりつくのは、真っ白に広がる大砂丘。雨季になるとどこからかエメラルドグリーンの水が湧き出てきて、砂漠の中にぽつんと浮かぶ不思議な湖をつくり出す。

真っ白な砂のシーツに寝転んで、こんがり肌が焼けたあとは湖に飛び込んで、旅人たちは遊べる絶景を味わい尽くす。

■詳細情報
・名称:レンソイス・マラニャンセス国立公園
・住所:Barreirinhas, State of Maranhao
・アクセス:バスは運行されていないため、ツアーに参加して向かう
・料金:ツアー(約3時間) 50$~

 

フェルナンド・デ・ノローニャ

photo by Michal Staniewski/Shutterstock.com

大西洋に浮かぶ世界遺産にも登録された孤島は、透きとおった海と奇岩が特徴。ブラジル本土から354km離れたところに20の島々で構成されている。一度に400人しか島への訪問が許されておらず、この地を聖域と考える様子が伺える。

ブラジル最高のビーチは、サーフィンやシュノーケルを楽しむ場所としても世界最高の場所のひとつで、イルカやロブスター、ウミガメの生息地でありサンゴにもあふれている。

■詳細情報
・名称:フェルナンド・デ・ノローニャ諸島とロカス環礁保護区群
・公式サイトURL:http://whc.unesco.org/en/list/1000/

 

ファベーラ

photo by lazyllama/Shutterstock.com

ファベーラとは「スラム」を意味する言葉であり、リオデジャネイロなどブラジル各地の都市の郊外に存在する貧困街のことを指す。びっしりと軒を連ねる小屋や家屋、それぞれの地形に合わせて通路が家々の間をとおる。これらは不法居住者によって形成され、大都市における貧富の差を示している。

映画の舞台としてもよく使われているが、訪れる際は必ず現地の案内人を同行のこと。

 

シャパーダ・ジアマンチーナ国立公園

photo by Vinicius Tupinamba/Shutterstock.com

ブラジルの北東部に位置する広大な公園。その広さは約1万500㎢に及ぶ。川の底が見えないほどの高さから落ちる滝、上から無数の氷柱石が伸びた青の洞窟などが存在する。

なかでも洞窟内のアズール湖は必見であり、調査により湖底からマンモスや恐竜の骨が発見されたという。光が差し込み、水色に輝く透きとおった湖面はなんともロマンティック。

■詳細情報
・名称:シャパーダ・ジアマンチーナ
・住所:Av Barão do Rio Branco, 80
・公式サイトURL:http://www.icmbio.gov.br/portal/biodiversidade/unidades-de-conservacao/biomas-brasileiros/caatinga/unidades-de-conservacao-caatinga/2129-parna-da-chapada-diamantina.html

 

ペロウリーニョ

photo by lazyllama/Shutterstock.com

世界遺産「サルヴァドール・デ・バイア歴史地区」の一部。植民地時代には多くのアフリカ人が奴隷として連れてこられていた。色鮮やかな建物とは裏腹に悲しい歴史も存在するが、かつての奴隷たちによる様々な民族の融合が「アフロブラジル」という独自の文化を生み出した。

奴隷たちの休息日であった火曜日には教会前でフィエスタが行われ、音楽隊による演奏やサンバを踊る人々でにぎわう。

■詳細情報
・名称:ペロウリーニョ
・住所:Salvador, State of Bahia, Brazil
・所要時間:1-2時間
・公式サイトURL:http://whc.unesco.org/en/list/309

 

コルコバード

photo by Marc Turcan/Shutterstock.com

コルコバードの丘から見る景色は、標高710mの高さから望む360°パノラマの世界。世界三大美港と呼ばれるグアナバラ港を眺めるために、この丘に世界中から多くの旅人が訪れる。

リオデジャネイロには「キリストの神様が見守る街」という意味があり、リオの街を一望できる丘の頂に立つキリスト像は、人々の信仰を表した象徴でもある。コルコバードの丘でキリストの像を見るならツアーも便利で良いと思います。

■詳細情報
・名称:コルコバードの丘
・住所:Rua Cosme Velho 513 Cosme Velho Rio De Janeiro
・アクセス:オデジャネイロ市内のコスモ・ベーリョ駅から登山列車を利用
・営業時間:登山電車は8時30分~18時30分
・定休日:無休
・料金:往復36R$
・マップ:
・オススメのツアー:リオデジャネイロ人気スポット観光ツアー《コルコバードの丘・キリスト像&ポン・ジ・アスーカル&セラロン階段etc》
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