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杉村太蔵 妻と母親が自分の悪口で盛り上がっていると安心する

 薄口政治評論家と評判の杉村太蔵前衆議院議員(33才)が、女性セブンの「家族事故調査委員会」委員長に就任。読者の悩みに答える。

【相談】
 29才の息子の嫁が“鬼嫁”で困ります。共働きなので保育園へ送るのは息子の役目。夫婦協力して子育てするのに反対はないのですが、嫁は息子の体調がどんなに悪くても子供たちの保育園への送りを休ませてくれないそうです。

 この間なんて、“風邪をひいたから、病院に行くから今日は代わってくれない?”と言った息子に対し、嫁は“子供たちを送ってから行けばいいじゃない”と言ったそうです。息子の職場はただでさえ忙しいのに…。この鬼嫁、どうにかなりませんか?(58才・専業主婦)

【杉村太蔵の回答】
 息子さんはイクメンですね。立派じゃないですか。子育てをまったくしない男性より、いいと思いますよ。

 ぼくも子供たちと一緒にお風呂に入ったり、家内が病気のときは幼稚園バスの乗り場まで送りますが、普段は妻に任せっきり。そのかわり、ごはんのときに“いただきます、ごちそうさま”を言わないと怒りますけどね。それぞれの家庭によって父親の役割や教育方針は違うと思いますが、それにしてもあなたの息子さんは素晴らしいです。父親の鑑だと思います。

 鬼嫁といっても、はたから見てそう思うだけで、実は息子さんは奥さんのことを愛しているのではないでしょうか。だから、息子さんはどんなに体調が悪くてもお子さんの面倒を見て、保育園に送ったりもできるわけですよ。

 あなたの出番はまだ先ですね。もし息子さんが奥さんのことを何度も愚痴るようになったら黙って聞いてあげるだけでいいと思います。ここであなたが口を出すと夫婦仲が壊れますからね。“大事な息子をこき使って”と腹立つかもしれませんが、ここはグッと抑えて、政治的解決を図りましょう。

 近くに住んでいるなら、息子さん夫婦と会ったときなんかに“共働きで大変でしょう。私で手伝えることがあったら言ってね”と提案してみる。

 お嫁さんと仲良くしてみると、いいところが見えてくるかもしれません。うちの家内なんてぼくの悪口で母親と長電話して盛り上がっていますよ。

 ぼくが外で好き勝手やっているから、お互いぼくへの不満を語りあって仲良くなっています。

 男の立場からすると母と嫁の関係がいいと安心して仕事に打ち込めますからね。

※女性セブン2012年9月27日号

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