ビジネス

FX会社選びの新常識 スプレッドの「提示率」をチェックしよう

 ビギナーからヘビーユーザーまで、FX 会社を選ぶときに、まず気にするのはスプレッドだろう。スプレッドは狭ければ狭いほど利益が出やすくなる──トレーダーなら誰でも理解している単純明快な結論だからだ。

 しかし、同じスプレッドを提示している会社が2つ以上あるときはどうするか? 取引機能やテクニカル指標を比較する……いや、実はその前にチェックすべきことがある。そのスプレッドがどれだけ通常のトレードで提示されているかである。

 業界最低水準のスプレッドを掲げているFX会社でも、実際にトレードを行なってみると、取引画面で表示されるレートが必ずしも、そのスプレッドにはなっていないことが結構ある。トレードを頻繁に行なう人ほど、実感しているはずだ。

 スプレッドを固定しているFX会社でない限り、相場急変時ではない通常の相場でも、最低水準のスプレッドが表示されないことは珍しくないのである。したがって、同じスプレッドを提示する会社がいくつか存在する場合、そのスプレッドがどのくらいの頻度で提示されるか、を比較することが、重要なポイントとなる。

 その頻度を示すのが「提示率」という数値だ。あるスプレッド(この場合はFX会社が提供する最低スプレッド)の表示率が100%である場合、完全に固定されていることを意味する。50%であれば、最低スプレッドは2回に1回しか表示されないことになる。

 その点、FXトレーディングシステムズのFXブロードネットの最低スプレッドの提示率は群を抜いている。なんと、ドル/円の最低スプレッド0.3銭が96%の高い確率で提示されるのだ(2012年7月~末日調べ)。この数字は、通常の相場であれば、ほとんど最低スプレッドが表示されていることになる。

 この高い提示率がキープされることで、初めて、狭いスプレッドのメリットが存分に生かせることになる。わずかなスプレッドの差が大きなコストの違いを生む スプレッド0.3銭と0.5銭の違いが、トレードに与える影響を比較してみよう。

 同じレートで10万ドルのポジションを建てたとき、0.3銭と0.5銭の取引コストには、200円の差が出る。1回のトレードであればこの程度だが、100回トレードが行なわれれば、コストの差は2万円に広がる。

 また、取引量が変わるとスプレッドが変わるFX会社もあるが、FXブロードネットには、1000通貨から取引できるコースが豊富。いずれも米/ドル円の0.3銭を始めとする業界最低水準のスプレッドで、24通貨ペアの取引ができる。当然、提示率も1万通貨の取引と変わらない。ドル/円の1000通貨の取引に必要な証拠金は、「ブロード25ライトコース」の場合、3140円(8月8日時点)で、気軽に取引をスタートすることができるだろう。

 また、FXブロードネットにはスマホのアプリがあり、24時間モバイルトレードをすることが可能。PC画面並みの高機能を備え、投資情報関連の画面も充実。0.3銭のスプレッドが生かせる、数多くのトレードができる環境が整っている。

※マネーポスト2012年秋号

トピックス

伊藤沙莉は商店街でも顔を知られた人物だったという(写真/AFP=時事)
【芸歴20年で掴んだ朝ドラ主演】伊藤沙莉、不遇のバイト時代に都内商店街で見せていた“苦悩の表情”と、そこで覚えた“大人の味”
週刊ポスト
総理といえど有力な対立候補が立てば大きく票を減らしそうな状況(時事通信フォト)
【闇パーティー疑惑に説明ゼロ】岸田文雄・首相、選挙地盤は強固でも“有力対立候補が立てば大きく票を減らしそう”な状況
週刊ポスト
新アルバム発売の倖田來未 “進化した歌声”と“脱がないセクシー”で魅せる新しい自分
新アルバム発売の倖田來未 “進化した歌声”と“脱がないセクシー”で魅せる新しい自分
女性セブン
大谷の妻・真美子さん(写真:西村尚己/アフロスポーツ)と水原一平容疑者(時事通信)
《水原一平ショックの影響》大谷翔平 真美子さんのポニーテール観戦で見えた「私も一緒に戦うという覚悟」と夫婦の結束
NEWSポストセブン
大ヒット中の映画『4月になれば彼女は』
『四月になれば彼女は』主演の佐藤健が見せた「座長」としての覚悟 スタッフを感動させた「極寒の海でのサプライズ」
NEWSポストセブン
中国「抗日作品」多数出演の井上朋子さん
中国「抗日作品」多数出演の日本人女優・井上朋子さん告白 現地の芸能界は「強烈な縁故社会」女優が事務所社長に露骨な誘いも
NEWSポストセブン
国が認めた初めての“女ヤクザ”西村まこさん
犬の糞を焼きそばパンに…悪魔の子と呼ばれた少女時代 裏社会史上初の女暴力団員が350万円で売りつけた女性の末路【ヤクザ博士インタビュー】
NEWSポストセブン
(左から)中畑清氏、江本孟紀氏、達川光男氏による名物座談会
【江本孟紀×中畑清×達川光男 順位予想やり直し座談会】「サトテル、変わってないぞ!」「筒香は巨人に欲しかった」言いたい放題の120分
週刊ポスト
大谷翔平
大谷翔平、ハワイの25億円別荘購入に心配の声多数 “お金がらみ”で繰り返される「水原容疑者の悪しき影響」
NEWSポストセブン
【全文公開】中森明菜が活動再開 実兄が告白「病床の父の状況を伝えたい」「独立した今なら話ができるかも」、再会を願う家族の切実な思い
【全文公開】中森明菜が活動再開 実兄が告白「病床の父の状況を伝えたい」「独立した今なら話ができるかも」、再会を願う家族の切実な思い
女性セブン
伊藤
【『虎に翼』が好発進】伊藤沙莉“父が蒸発して一家離散”からの逆転 演技レッスン未経験での“初めての現場”で遺憾なく才能を発揮
女性セブン
大谷翔平と妻の真美子さん(時事通信フォト、ドジャースのインスタグラムより)
《真美子さんの献身》大谷翔平が進めていた「水原離れ」 描いていた“新生活”と変化したファッションセンス
NEWSポストセブン