住まいの雑学
池谷梢 /企画・エフェクト
池谷梢 /企画・エフェクト
2015年1月5日 (月)

お正月太り回避! 18時間のプチ断食で体をリセット

お正月太り回避! 18時間のプチ断食で体をリセット(写真: iStock / thinkstock)
写真: iStock / thinkstock

年末からの忘年会に新年会、こたつでゴロゴロおせち、暴飲暴食続きで、毎年この時期正月太りに悩まされているという人は多いだろう。今回はそんな悩みに効くダイエット法を、All About『簡単ダイエット』ガイドの土井千春さんに伺った。

まずなにより、正月太りの原因とは?

「正月に食べるおせち料理には、普段の食事より塩分・糖分・みりんが多く含まれています。体内にある塩分を調整するために、水分を多く取り込み、結果むくんでしまうんです。食べた分の重さで体重も増えますが、いきなり3キロ増えていても脂肪ではありません」

体重が増えた=脂肪がついたということではない…ちょっと安心(?)だが、脂肪になるまではどのくらい時間がかかるものなのだろうか?

「脂肪になるまでには10日~14日と言われています。しかし、12月からの多忙な時期を越し体が疲労している状態ですので、体内に活性酸素が発生しています。この活性酸素が胃腸の働きや代謝を下げてしまい、便秘を引き起こし、また余分な糖分を吸収してしまったりして、消化できない糖分が肝臓に蓄えられ脂肪細胞になります」

どのように正月太りを解消したらいいのだろうか?

「食べ過ぎてしまったときは、胃腸の働きを正常に戻す必要があります。まず翌朝の朝食は抜き、水分だけで過ごしましょう。これは胃に消化しきれなかった食べ物が残っているためで、空腹になるまで食事を抜きます」

お腹が空いてしまいそうだが…。

「お腹が空いてきたら、フルーツや野菜を摂りましょう。抗酸化作用のある果物や野菜を中心に食べて過ごすことが大事なんです。これは活性酸素除去のためでもあります。ブルーベリー、トマト、グレープフルーツ、いちご、りんご、大根おろし(酵素たっぷり!)などがおすすめです」

なるほど。抗酸化作用のある食べ物は、健康のためにも普段から摂っておきたいものである。最後にこんなことも教えてくれた。

「18時間断食をするとリセットします。これはプチ断食ですが、食事をしてから排泄するまでにおよそ18時間と言われているので、その間胃腸をお休みさせてあげるんです。朝は水分のみにし、昼は酵素ドリンクや、レモネードなどを飲みます。とにかく水分は沢山摂りましょう。そして夜は、野菜中心に温かいスープなどを摂ります。少し早いですが七草粥は胃腸を休めるためにあるので、さらに効果的でしょう」

食事以外にも、40度のお湯に全身浴で15分、食前に入ることでダイエット効果があるそう。汗をかいて余分な水分を出したり、30分でも歩くようにすると、むくみが解消されるとのこと。今年の冬は、これで正月太りも怖くない!?

●取材協力
All About「簡単ダイエット」ガイド 土井千春さん
HP:http://allabout.co.jp/gm/gp/1517/
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