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ISHIYA /企画・エフェクト
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2014年9月12日 (金)

街おこしの先駆け! 山形・日本一の芋煮会フェスティバルの魅力

街おこしの先駆け! 山形・日本一の芋煮会フェスティバルの魅力(写真提供:日本一の芋煮会フェスティバル協議会)
写真提供:日本一の芋煮会フェスティバル協議会

山形県で毎年行われる『日本一の芋煮会フェスティバル』が、今年は9月14日に行われる。町おこしの先駆け的イベント、日本一の芋煮会フェスティバルとはどんなイベントなのか? 実行委員会委員長の永森さんにお話を伺った。

日本一の芋煮会フェスティバルはいつごろから始まったのだろうか?

「1989年(平成元年)から始まったイベントで、毎年9月の第1日曜に行っていましたが、2014年から敬老の日の前日に行う事になりました」

“まちおこし”や“地域活性化”を多くの地域が取り組む前から、行われてきたイベントなのだ。ところで、20年以上続いてきたイベントの日程を変えたのには、なにか理由があったのだろうか?

「近年は9月第1日曜だと残暑が厳しいことと、本来10月ごろに収穫するメイン食材・里芋の旬に合わせるためです。また、敬老の日が9月第3月曜で3連休になるので、芋煮会フェスとあわせて山形の魅力を満喫していただこうという思いから日程を変更しました」

3連休ともなれば、芋煮会フェスティバル以外にも山形を楽しめる。秋の行楽シーズンに出かけるにはもってこいだ。では気になる、芋煮会フェスティバルの内容は?

「日本一の芋煮会フェスティバルの主役は、なんといっても直径6mの大鍋。具材も地元の良質なものにこだわっていて、この大鍋でつくる3万食分の芋煮は、毎年とても美味しいと好評をいただいています」

鍋の大きさもすごいが、食材の量もすごい。ブランド牛の山形牛A3以上のものを1.2t、里芋3t、こんにゃく約3500枚、長ネギ3500本、醤油700リットル、山形の水を6t、地酒を50升に砂糖が200kgと圧巻だ。砂糖以外は全て山形の食材なので、これぞ「山形の味」というものを体験できる。ほかには何が行われているのかも聞いてみた。

「共催しているJAのブースでは、地元山形のお米『つや姫』のおにぎりなどを配布しています。ほかにもさまざまなゾーンがあり、防災・ステージイベント・プロレス・ご当地ヒーローショーなど、お子様からお年寄りまで皆が参加し楽しめるイベントになっています」

ご当地味くらべゾーンでは、山形県内の各地域が味自慢を競い合っていて、塩芋煮ゾーンでは直径3mの大鍋でつくった新しい味の芋煮も楽しめるそうだ。興味のある方は、日本一の芋煮会フェスティバルで、秋の山形を堪能してはいかがだろうか?

●取材協力
日本一の芋煮会フェスティバル協議会
HP:http://www.y-yeg.jp/imoni/
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