浅草の夏の風物詩となっている「浅草サンバカーニバル」が、8月31日に開催される。
1981年の第1回から数えて今年で32回目。今では約50万人が訪れるという。華やかな衣裳に身を包んだ踊り子たちの情熱的なダンスは、本場ブラジル人からも高い評価を得ているそうだ。そんな人気イベントにまで発展した浅草サンバカーニバルだが、そのはじまりは町おこしの一環だったという。
そう話すのは、浅草サンバカーニバルの実行委員長を務める丸山真司さん。今でこそ日本各地でサンバカーニバルが行われるようになっているが、当時は日本でサンバを生で見たことのある人はほとんどいなかったとか。ではどのようにしてサンバは受け入れられたのだろうか?
そうして多くの人の協力によって続けられるなかで、本場ブラジルのリオのカーニバルをお手本とする出場チームの参加などもあり、今では北半球最大規模にまで発展しているという。
最後に今年の意気込みについて聞いてみた。
夏を締めくくるにふさわしい一大イベント。まだ予定が決まっていない人は、浅草へ繰り出してみてはいかがだろう。