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ブックオフの児童書コーナーにハマる大人の女性の心理を紹介

 古本屋の一大チェーンとして全国展開するBOOKOFF(ブックオフ)。豊富なジャンルの書籍やCDを取り揃えて顧客を獲得しているが、ユーザーたちは、それぞれ様々な楽しみ方をしているようだ。たとえば昨年1児の母となったAさん(25歳)は、子どもが誕生してからブックオフの利用頻度が上がったという。

「娘が生まれてから、ブックオフに通うようになりました。高校時代や大学時代は漫画と雑誌のコーナーしか立ち寄らなかったけれど、最近は児童書コーナーにハマっています。

 自分が小さい頃に母親が読んでくれた絵本を何冊も見つけて、懐かしくなってまとめ買いしたことがきっかけ。家でゆっくり読み返してみると、子どもの頃とはまた違った印象を受けて、『当時母はこんな気持ちで読んでくれていたのかな』と考えると幸せな気分になります。

 まだ娘は1歳です。もう少し大きくなったら、自分を育ててくれた絵本を娘にも読み聞かせたい。絵本は単価が高いけれど、中古だとたくさん買えるのも嬉しいですね」(Aさん)

 Aさんだけでなく、ブックオフの児童書コーナーに魅力を感じる大人の女性客も増えているという。同店舗でアルバイトをする大学生・Bさん(21歳)も、店員の視点から次のように話す。

「最近は児童書も充実してきています。私も棚を整理するときに、子どもの頃に読んだ絵本を見つけるとすごく嬉しい。漫画や雑誌と違って、保存状態が良いものが多いので、色々な家庭で大事に読まれてきたんだなと思う」(Bさん)

 児童書コーナーに一度足を運ぶと、懐かしい記憶が蘇ってくるかもしれない。

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