住まいの雑学
磯部美緒/企画・エフェクト
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2014年11月1日 (土)

11/3文化の日は無料になる美術館で、芸術の秋を楽しもう

11/3文化の日は無料になる美術館で、芸術の秋を楽しもう(写真: Fuse / thinkstock)
写真: Fuse / thinkstock

11月3日は文化の日。国民の祝日に関する法律では「自由と平和を愛し、文化をすすめる」日とされ、この日は文化庁による芸術祭が行われたり、全国の美術館や博物館が入場無料になる。この機会に、普段訪ねることのない文化施設にも、気楽に足を運んでみてはいかがだろうか。ここでは、入場無料となるいくつかの文化施設をピックアップしてご紹介しよう。

■国立西洋美術館(東京都)
<文化の日は常設展の入場が無料>
中世末期から20世紀初頭にかけての西洋絵画と、ロダンを中心とするフランス近代彫刻を集めた「松方コレクション」を核として設立された、西洋美術作品を専門とする美術館。常設展はフランスの建築家、ル・コルビュジエによって設計されたことで有名な本館や前庭、そして新館で見ることができる。

■国立科学博物館(東京都)
<文化の日は常設展の入場が無料>
国立では唯一の総合科学博物館。化学や物理の実験や自然観察会などのイベントも多く、自然と科学技術に親しむことができる。常設展で来館者をひきつける大型哺乳類の剥製「ヨシモトコレクション」を築いた「ヨシモトさん」こと、ワトソンT.ヨシモト氏をピックアップした「ヨシモトコレクションの世界」展も開催中。

■国立国際美術館(大阪府)
<文化の日、関西文化の日(11/15(土)、11/16(日)は常設展の入場が無料>
第二次世界大戦以降の国内外の現代美術を中心に所蔵する一方、子どものアート教育に対しても積極的な美術館。現在はフランス画家ジャン・フォートリエの、日本初の回顧展(特別展)「ジャン・フォートリエ展」を開催中。それにちなんだ同時代の作品を「アンフォルメルとその周辺」として展示した「コレクション2」、また常設展を文化の日と、関西文化の日である11月15日(土)、11月16日(日)に無料で見学できる。

■梅小路蒸気機関車館(京都府)
<関西文化の日はすべての展示が無料>
本物の蒸気機関車19両が展示保存され、実際に体験乗車もできるという、蒸気機関車専門の博物館。国の重要文化財に指定された扇形車庫が、建設されてから今年で100年を迎えたことにちなんだ特別展「汽笛響かせ一世紀」を開催しており、関西文化の日である11月15日(土)・16日(日)は、すべての展示が無料で見学できる(ただしSLスチーム号体験乗車は別途料金が必要)。

ほかにも、関西圏では関西文化の日を含めた11月中、すべての展示が無料になる文化施設もあるようだ。こちらも時間のあるときに、ふらっと訪れてみてもよさそうだ。

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