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2012年7月10日 (火)

7月10日、横浜市に原鉄道模型博物館がオープン。鉄道ファン大喜び!

7月10日、横浜市に原鉄道模型博物館がオープン。鉄道ファン大喜び!
Photo: iStockphoto / thinkstock

本日、横浜市西区の横浜三井ビルディングに、原鉄道模型博物館がオープンする。世界的な模型製作者でありコレクターとしても知られる原信太郎の秘蔵のコレクションを展示するこの記念館。鉄道模型コレクション約1000両をはじめ、実際の切符や鉄道部品の展示、そして巨大鉄道模型ジオラマなどがあり、鉄道ファンにはたまらない内容となっている。

ちなみにTwitter上では鉄道ファンたちのかなり熱いツイートが飛び交っており、

「来週、原鉄道模型博物館に行こう」
「これは子供抜きでじっくり眺めたい」
「交通博物館のジオラマに心躍らせていた身としては行かねばなるまい。入り浸りそうw」

といったものから、

「9/1(土)横浜にて、7月開館の原鉄道模型博物館の見学オフをやります」などの、さっそくのオフ会の提案、「原鉄道模型博物館ネタバレ:横浜をモデルにしたジオラマを走ってた165系の中間車がすべてモハ164だった」といった、ファンでなければよく分からないネタバレも披露されていた。

ハマると奥が深そうな鉄道模型の世界。もしも夢中になってしまった場合、一体いくらぐらいのお金が掛かるのだろうか。Yahoo!知恵袋には、こんな質問が寄せられていた。

Q.あなたは鉄道模型でいくら使いましたか?

A.私の叔父は1000万以上、使いました。家の中が鉄道模型店みたいになってしまってます。NとHOと両方ですし、HOなんかは30万以上の車両が大量にあります。一人暮らしで1戸建てなので、家中レイアウトです。

さすがに1000万円は費用を掛け過ぎな気もするが、それだけの大金をつぎ込んでしまうだけの魅力が鉄道模型にはあるのだろう。この回答者は一戸建てに一人暮らしだったため、のびのびと楽しむことができたようだが、例えば一般家庭で鉄道模型をやろうと思ったら、どれほどのスペースが必要なのだろう。

鉄道模型について書かれた個人サイト「風のおひるね」によると、模型の大きさとしては小さいほうだとされる“Nゲージ”について、

「列車の大きさは実物の160分の1です。日本では鉄道模型=Nゲージと認識されているくらい代表的な模型です。(中略)線路をぐるりと1周させるにはたたみ1畳程度のスペースが必要です」

との記載があった。

たたみ1畳程度の広さならなんとか確保できなくもない。しかし、スペースの問題だけでなく、家族がいる場合はその理解を得るのも一苦労するらしい。2ちゃんねるにも

「古い模型がまさに大量(線路も敷いてて一部屋使っていた)という感じでした。結婚2年目ぐらいから“こんなにあるんだから売り払ってよ”と夫に言い続けたのですが、毎回全然行動してくれずに言葉を濁す夫にキレてしまい、留守中に業者を呼んで引き取ってもらえるものは引き取ってもらいました」

なんてコメントが。

思う存分鉄道模型づくりが楽しめる大きな家や、家族との時間の確保、鉄道模型に時間やお金をかけているだけ家族を気遣うなど、家庭持ちの鉄道ファンにはさまざまな苦労がありそうだ。

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