三井不動産レジデンシャル戸建に採用したパッシブデザインコンセプトとは？

三井不動産レジデンシャル株式会社は、戸建住宅ブランド「ファインコート」において、居住者の快適性や建物の省エネ性能の向上に、風や光などの自然エネルギーを活用する「パッシブデザインコンセプト」を策定し、各販売センター等で小冊子「パッシブデザインコンセプトブック」の配布を開始した。本年11月下旬販売開始予定の「ファインコート三鷹ブライトアーク(東京都三鷹市・総戸数20戸)」等で採用している。

パッシブデザインとは、風や光など身近にある自然の恵みを住まいに活用する考え方だ。「ファインコート」では、日本の四季や地域環境・開発地の特性を把握することから始め、自然エネルギー活用の設計思想を、街並み・プランニング・設備などに反映している。自然のエネルギーを活用するパッシブデザインの採用は、スマートな暮らしとエネルギーを考えるライフスタイルにもつながる。

三井不動産レジデンシャルではかねてより、日本の気候に対応し一年を通して快適に生活できる住宅設計に取り組んできた。昨年の「国民生活に関する世論調査」(内閣府、平成23年10月調査)では、「震災後、生活において強く意識するようになったこと」の調査項目において、「節電に努める」と回答した割合が59.0%と最も高い結果となり、電力やガスなどエネルギー消費に対して生活者の意識が強まっているとの認識から、より快適でエコロジカルな生活を実現する住宅設計手法である「パッシブデザイン」の採用を強化した。

【パッシブデザインコンセプト 3つのテーマ】
●計画地全体の街並みづくりから考えるパッシブデザイン
●開口部レイアウトや立面・平面のプランニングから考えるパッシブデザイン
●設備やアイテム活用によるパッシブデザイン

ファインコート三鷹ブライトアークは、横浜山の手を参考に洋館邸宅の街並みを実現した。
外観デザインは、4タイプhttp://www.31sumai.com/mfr/B1026/gaikan.html
。地中海沿岸のリゾートにあるようなエレガントスタイルから古代ローマの建築物に使われている列柱をモチーフにしたものなどがある。

ファインコートは街並みを重視してつくられている。三鷹ブライトアークは20邸あるが、ひとつとして同じ間取りや外観は存在しない。外観デザインのタイプは同じでも各邸の土地に合わせた設計になっている。設備仕様もタンクレストイレやヤマハ社のサウンドシャワーシステム搭載のバスルームを採用。携帯オーディオと接続しバスタイムを楽しむことができる。

【「ファインコート三鷹ブライトアーク」物件概要】
●所在地：東京都三鷹市深大寺1丁目3982番37他（地番）
●交通：
JR中央本線「三鷹」駅バス14分バス停から徒歩5分
JR中央本線「武蔵境」駅徒歩17分
JR中央本線「武蔵境」駅バス5分バス停から徒歩5分
●事業主：三井不動産レジデンシャル株式会社
●敷地面積：110.09平米（1戸）～116.80平米（1戸）
●延床面積：88.04平米（1戸）～92.54平米（1戸）
●構造・規模：木造2階建（2×4工法）
●建物設計・施工：株式会社エステーホーム
●総戸数：20戸
●間取り：3LDK・4LDK
●建物竣工時期：平成24年10月下旬
●入居予定時期：平成25年2月上旬
●販売スケジュール：平成24年10月27日からモデルハウス公開、平成24年11月下旬より販売開始予定