青森・下北半島の下風呂温泉郷で、夏から秋にかけて毎週金・土曜日に行われるユニークなイベントがある。その名も『元祖烏賊様レース』。水槽で活イカを泳がせて勝敗を競うというものだ。今回はこのイベントを主催する、青森県下北郡の風間浦村観光協会に詳しい話を伺った。
このユニークな『元祖烏賊様レース』はいつごろ、どのように始まったのだろうか?
なるほど、町おこしイベントのひとつでもあるというわけだ。次に、具体的な烏賊様レースのルールややり方を聞いてみた。
レース後は表彰式が行われ、1~3着にはそれぞれ金・銀・銅の“スルメダル”が贈られる。これは袋に入れたのしイカに、金銀銅のシールを貼ったものだそう。さらに1着には村の特産品である海藻も贈られる。ところで気になるのが、レース後のイカだが……。
追い立てられ、必死に泳いだ選手(イカ)が食べられてしまうとは。何とも気の毒で申し訳ない気もするが、ここはぜひともおいしくいただきたいところだ。このレース、10月末まで開催されているそうなので、イカ好きの方は是非一度オーナーになってみては!?