2013/12/26 00:00

エレクトロニカやヒップホップを土台にしながら、洗練されたサンプリングで楽曲を構築する。まだ20歳のトラックメイカーながら、彼の手腕はすでに職人の域に達していると言っても過言ではない。10代~20代前半の若いアーティストが、その年齢からは想像もつかないようなクオリティの作品を世に出してしまうことは、ウェブの普及以降、決して珍しいものではなくなったが、LASTorderには注目しておくべきだ。高校2年生から音楽活動をスタートした彼は、18歳でShing02にその才能を認められ、2010年発表のシングル「Parallel Universe」のリミックスも任されている。

そんなLASTorderの2ndアルバム『Unreal Dialogue』が届けられた。ウェブ上で無料配布という方法でリリースされたこの作品を、LASTorderへのインタヴューとともに、OTOTOYは24bit/48kHzの高音質でフリー配信する。さらに、12月19日に渋谷2.5Dで行われた同作のリリース・パーティーにて配布された、Yusaku Haradaとのスプリット・シングル「LASTorder × Yusaku Harada 2.5D X'mas Split」も独占配信。そればかりか、LASTorder、Yusaku Harada、Smany(えすめにー)などが出演したこの日のライヴの模様を映像でお届け。インタヴューから見えてきたLASTorderの素顔とともに、時代が生んだ新たな才能を愛でよう。

無料配布中の2ndアルバム『Unreal Dialogue』を高音質で!!
LASTorder / Unreal Dialogue
【配信形態】
HQD(24bit/48kHzのWAV)

【価格】
無料

【Track List】
1. All Right in Another Way
2. Wispy Wind
3. Treat you like a lover
4. Sara
5. Bygone Days
6. For Tears
7. No Time Like Now
8. All Right in Another Way (Ryuuta Takaki Remix)

リリース・パーティー会場限定のスプリット・シングル&当日のライヴ映像も独占配信!!
LASTorder, Yusaku Harada / LASTorder × Yusaku Harada 2.5D X'mas Split
【配信形態】
HQD(24bit/44.1kHzのWAV)

【価格】
500円

【Track List】
1. Mr.Holly Night [Yusaku Harada]
2. If you If you [LASTorder]

【Movie】
1. mitsushige
2. Ryuuta Takaki
3. Smany(えすめにー)
4. Yusaku Harada
5. LASTorder

■ライヴ映像は下記のページからダウンロードください
>>LASTorder 『Unreal Dialogue』 リリース・パーティー@渋谷2.5D
※映像のダウンロードには、スプリット・シングルを購入した際についてくるパスワードが必要です。

■映像ダウンロードの手順
1. スプリット・シングル『LASTorder × Yusaku Harada 2.5D X'mas Split』を購入する。
2. ダウンロードされるフォルダに同梱されている「password.txt」を開く。
3. その中に記されているパスワードを確認し、映像用のダウンロード・ページに進む。
4. 購入ボタンを押すとパスワードを求められるので、さきほどのパスワードを入力する。
5. 映像のダウンロードが開始されます。

■12月19日に行われたライヴの詳細 : http://2-5-d.jp/schedule/20131219/ (渋谷2.5D)

INTERVIEW : LASTorder

弱冠20歳のトラックメイカー、LASTorderが脚光を浴び始めている。自身のオリジナル曲が素晴らしいのはもちろん、最近では元BEAT CRUSADERSのクボタマサヒコ率いるバンド、kuhの「Walkabout」のリミックスを手掛けたり、アルゼンチンはブエノスアイレス生まれのシンガー、Annabelに「夜の底」を楽曲提供したりと、そのマルチタレントぶりがいよいよ発揮されてきた感じで、今後のさらなる飛躍が本当に楽しみなアーティストである。

そんなLASTorderが、2013年2月発表のファースト『Bliss in the loss』に続き、早くもセカンド・アルバム『Unreal Dialogue』をなんとフリー・ダウンロードでリリースした。前作とは異なるカラーを確かに打ち出し、時にメランコリックに、時にノスタルジックに、とても豊かなサウンドスケープを感じさせてくれる新作について、音からは見えない人間性も探りつつ、話を聞いた。

インタヴュー&文 : 田山雄士

LASTorder

アイディアが出て作り始めたら、ずっとのめり込んでやっている

――LASTorderさんって、今は大学生なんですか?

はい、大学3年です。音大とかでもなく、いたって普通の大学生で。でも、そんなに遊んだりはしてないんですよ。自分でライヴをやるようになってから、周りのトラックメーカーやDJの方のイヴェントに行ったりはしてるんですけど、それ以外はあまりって感じで。大学生っぽくないかもしれないですね(笑)。

――曲作りとかで忙しいってこと?

そうですね。特に今年はずっと籠もってDAWみたいなことが多かったです。これまで使ってたパソコンが逝ってしまったので、制作環境がガラッと変わったのも大きくて。作り方も今回の『Unreal Dialogue』はファーストの『Bliss in the loss』とはまったく違くて、前作ではなかったサンプリングを取り入れたりもしてて、そのやり方も含めて新しいDAWに慣れるまでに苦労したっていうのもありますね。

――大学よりもLASTorderとしての活動にウエイトを置いてるんですね。

今は断然そうですね。ファーストを発売して以降、ライヴのオファーやリミックスの依頼で声をかけていただくことが多くなってきたのもあって、自分の意識が高くなっていってる感じです。そんなこんなで作曲を夢中になってやってたら、いつの間にか曲数が増えてたりして。

――そういうふうに黙々と創作するスタイルが好きなんでしょうね。

好きなんだと思います。何かしらアイディアが出て作り始めたら、ずっとのめり込んでやってるし。

――それって幼少期の過ごし方も影響してると思いますか?

あー、小さい頃にピアノを習ってたんですよ。4、5歳くらいから約10年間やってまして。ピアノをがんばってたことで、家で音楽をやる時間っていうのが昔から当たり前のようにあったとは思います。言ってみれば、それも一人での作業ですもんね。

――その後、高校2年の頃からDTMで音楽制作を始めるわけですけど、きっかけは何だったんですか?

当時ノート・パソコンを使ってて、ヘッドフォン端子から多重録音できるフリー・ソフトをあるとき見つけたんです。で、古いKORGのシンセが家にあったので、そこから繋いでみてって感じで。最初はドローンやアンビエントみたいなのを適当に作ってて、やってるうちにだんだんハマっていって、それでDTMを買ってみようと思い立ったんですよね。

――やっぱり、一人でいろいろ模索するのが向いてるのかもですね。

でも、バンドもやってたんですよ。ファーストを出す前までは転々としながら、キーボードとマニピュレーション的なポジションで。そのときはキャッチーな歌モノを念頭に置いた曲をやってました。まだ2年前くらいの話ですけど。そのバンドが解散して、今に至るみたいな流れです。

――そうだったんですね。楽曲を作り始めた頃って、最初は誰かのカヴァーをやったりしてたんですか? “歌ってみた”とか“演奏してみた”のような。

いや、純粋に音を重ねてるだけみたいな感じで。ジャンルで言うと、エレクトロニカになるんですかね。あとはビートの素材を買って、ちょっとヒップホップ寄りのものを作ってみたりとか。そうやっていろんなものを作ってると、今度は歌とか声の素材がほしいと思うようになるんですよ。そんなときにShing02さんが「luv(sic) pt.3」という曲のアカペラを自分のホームページでフリー公開してるのを見つけて、落としてリミックスしてみたんです。それが初めてYouTubeに上げた音源ですね。そしたら、Shing02さんが聴いてくださって、「今作ってる新曲のリミックスもやってみない?」って言ってもらって。

LASTorderが初めてYouTubeにアップしたリミックス音源
LASTorderが初めてYouTubeにアップしたリミックス音源

――それが「Parallel Universe」?

そうです。でも、まさか本人から連絡が来るとは思ってなくて、YouTubeのダイレクト・メッセージみたいなので来ててびっくりしましたね(笑)。ヒップホップの楽曲をリミックスするのはそのときが初めてでしたけど、ラップのテンポに合わせて作るのは楽しかったし、特に難しいと感じることはなかったです。

――ヒップホップは好きだったんですか?

ずっと好きだったっていうわけじゃないですね。自分のルーツはもうちょっと違うところにあって、普段は歌モノや女性シンガー・ソングライターを聴いてることが多いです。

――ちなみに、初めて買ったCDって何ですか?

宇多田ヒカルさんの『Distance』と浜崎あゆみさんの『A BEST』を一緒に買いました。小学校2年生とかだったので、誕生日で買ってもらって。

――その世代なんですねー。女性シンガーの話だと、cokiyuさんのシングル「Haku」(2013年1月リリース)での「Fluorite」のコラボも面白かったです。あれはTwitterでの呼びかけからだったと思うんですけど。

そうでしたね。cokiyuさんがデモ音源を上げて、「自由にリミックスしていいよ」みたいな告知をTwitterでされてて。それでパラデータをダウンロードして、作ってみてアップしてっていう。

――パターンとしては、Shing02さんのときと似てますね。

ですね。cokiyuさんはもともと面識があったんですけど、ああいう形でコラボできたのは嬉しかったです。cokiyuさんみたいに歌があるものに自分の感性を混ぜるのは面白いし、他人の曲のリミックスはどんどんやっていきたいから、チャンスがあれば積極的にアプローチするようにはしてます。

自分を紹介する名刺みたいなものになればいいなと

――新作の話も聞いていきたいんですが、今回のセカンド・アルバム『Unreal Dialogue』はどうしてオフィシャル・サイトでフリー・ダウンロード配信するリリース形態にしたんですか?

1枚目を出して多少なりとも聴いてくれる人はいたんですけど、もうちょっとリスナーの層を広げてみたかったんですよね。たとえば自分に興味のない人でも、フリーならダウンロードしてみる気になると思ったんです。しかも、今回のはヴォイス・サンプリングも露骨だから値段をつけるのも悩みどころだったし、何よりあれこれ考えずに溜まってた曲を手っ取り早く放出したかったんですね。それなら、こういうやり方もいいかなって。この形でセカンドを出すことで、先々のヴィジョンも見えてくる予感がしましたし。

――自分の音源を聴いてくれる人がいるのはどういうところで感じます?

アーティストの方が声をかけてくれたり、Twitterで意外な人が「買った」とか言ってくれてるのを見たりしたときですかね。ファーストを出したタイミングでは、今までネットにアップしてきた音源とは違う人たちが聴いてくれるケースも多くて、アダルト・ビデオの女優さんがツイートしてくれてたりもしました(笑)。

――確かに意外ですね(笑)。

そういうこともあるんだなぁと。とにかく、幅広い層に聴いてもらいたいですね。フリーだし、どんどんどうぞって感じです。僕、いろんな人に会うときに名刺がなくて困るんですけど、今回のフリー音源は自分を紹介する名刺みたいなものになればいいなと思って、ダウンロード用のフライヤーもたくさん刷りました。

――そういえば、少し前にも新曲の「Brazil」をSoundCloudでフリー・ダウンロード公開してたじゃないですか。ああいうアプローチはやっぱり音源ができたらすぐ出したい気持ちの現れというか、ダイレクトな反応を欲してるからなんですかね?

「Brazil」は本能的にササッと作った曲なので、どういう反応が来るのかが気になったんですよ。実験っぽく上げてみたというか。やっぱりフリーにすると聴いてくれるんだなぁって感じたり、Indie Nativeさんがニュースとして取り上げてくれたことに驚いたり。ネットでこそ見えてくる現象ってありますよね。

――音源をアップロードできる場であり、リスナーの反応が見られるひとつのツールであるネットやSNSは、自分の中で大きなものですか?

今回は特にそうですね。アルバムの特設サイトをデザイナーさんに作ってもらって、それをTwitterとかで広めて、メディアが取り上げてくれたりしたから、ネットを活用したプロモーションはかなりしたと思います。とはいえ、僕自身はネットにはそんなに強くないんですよ。むしろ疎いくらいで(笑)。周りにはネット世代のミュージシャンというか、ネット・レーベルに関わってる人がすごく多いんですけど、僕はそういうところを介してリリースしたことはなくて。でも、知り合いはMaltine Records、分解系レコーズ、ALTEMA Recordsなんかにいっぱいいるんですね。同年代も多くて話しやすいんですよ。もともと分解系で出してたMadeggとか、The Wedding Mistakesっていうユニットを一緒にやってるMiiiとか。

――ネット・レーベルの音源は聴いてるけど、LASTorderとしての関わりはないっていう。

ないですね。今まで意識して絡んでなかったわけじゃないんですけど、タイミングがなかったというか(笑)。でも、なるべく自分でやっていろいろと口を出したい性格だし、今のやり方でいいかなって思ってます。

エレクトロニカって言われるより、ポップスって思ってもらえた方がいい

――アルバムの話に戻りますけど、セカンドは内容的にはどういう作品にしたかったんですか?

アートワークも同じデザイナーさんに頼んでて、前作のテイストを匂わせつつも、音的にはちょっと変えてるんですよ。エレクトロニカとビーツの間を意識して作ってて、もっとホームリスニング用に聴けるアルバムにしたいなと思ってました。ファーストって無機質な感じがあったから、今作は人肌を感じさせるようなというか、温かみを持ったサウンドをイメージしましたね。サンプリングを用いた理由のひとつでもあるんですけど。

Unreal Dialogue

――その変化は聴いてて感じました。ヴォーカルを前に出した曲が増えたなぁって。「For Tears」は特にびっくりして、ああいう大らかな歌を乗せたトラックもやるんですね。

ソウル系のシンガーの声だったから、ちょっと珍しい仕上がりになったかもしれないですね。今回は声素材に導かれるケースがほとんどで。というか、もともとの曲を聴いて自分の中でイメージを湧かせる感じですね。その歌を乗せるのにふさわしいトラックってどんなものだろうっていう考え方。「Wispy Wind」みたいにフォーク系の声だったら、牧歌的なテイストになったりして。

――「Treat you like a lover」と「Sara」はメイン・メロディーがとても哀愁を感じさせるものになってますね。

そう言ってもらえると嬉しいです。作ってたときに、歌モノじゃないんだけど歌を聴いてるみたいなメロディーにできたらと考えてたので。メロディーはより分かりやすくなってると思うし、曲の構成も歌モノっぽくなってるから、聴きやすいアルバムになったんじゃないかなと。ちなみに、前半は透明感のある楽曲で固めてあって、後半はより濃厚な流れを味わえるように作ったつもりです。

――Ryuuta Takakiさんのリミックスもすばらしいですね。

かっこいいですよね。最後に1曲目のリミックスがあるっていうのも好きで、勝手に自分の中でエンドロールみたいなイメージなんです。僕のアルバムが終わって、Ryuutaくんの渋いビート・アプローチで彩ってもらってる感じ。もちろん、Ryuutaくんみたいなすごい年下がいるのを周りの人に知ってもらいたくて入れたのもあります。18歳、高3ですね。

――すごいですよね。他には気になってるアーティストっていますか?

さっきも話した僕と同い年のMadeggくんですね。周りにいるアーティストの中でも突出してて、新しいサウンドや実験的なアプローチを試しつつ、いい音楽を作ってる人だと思うので。気になるし、刺激を受けてます。

――そういう刺激もあるし、この1年くらいはリリースもしたし、ライヴもこなしてきたし、少なからず成長できてるんじゃないかと思うんですが。

すごく普通なことですけど、ミックスとか曲作りの基本的な知識に関しては成長できたと思います。作曲のペースも早くなったし、イメージしたものを形にする力はついたんじゃないかな。2013年はいろんなジャンルの方とリミックスやコラボをさせていただく機会があって、cokiyuさんのようなエレクトロニカ、kuhみたいなロック・バンド、ヒップホップではShing02さんとKaigenさん、あとはボカロとかもやらせてもらったりする中で、作品とどう混じり合えば上手く音が響くのか、その感覚が掴みやすくなったのはありますね。

――きっと、それは新作にも活かされてますよね。今後もそういった仕事はたくさんしていきたいですか?

やりたいですね。今年は初めて歌の依頼もしてもらったんですよ。メロディーから僕が考えるっていうのはとてもやりがいのある仕事で。歌モノを作ることもどんどんやってみたいです。次のアルバムは全曲歌モノでもいいくらいの気持ちがあるし、自分はエレクトロニカって言われるより、ポップスって思ってもらえた方がいい。ジャンルを超えて聴きやすい音楽が作れればいいですね。

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LASTorder / Bliss in the loss

19歳までの楽曲をコンパイルした本作は、いわば過去から未来へと繋がってゆくジャパニーズ・エレクトロニカの宝石箱。アナログな質感が特徴の、ぬくもりある冬を漂わせるような郷愁エレクトロニカをはじめ、FREENOTEよりヴォーカルの秦千香子、リミックスに同世代のトラックメイカーMADEGGを迎えたトラックなど、彩りと輝きに満ちた全11曲を収録。季節の合間に訪れるささやかな情景の移り変わりを、あなたの部屋から眺めるように聴いてみてほしい。

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セカンド・アルバム『Your Thorn』も好評だったCokiyuが、アルバム・リリース後に発表したオリジナル・ソング「Haku」。その楽曲を新進気鋭の若手ビート・メイカー4組が美しいベッドルーム・ポップへと変化させた。アメリカはanticonの人気アーティストBaths、日本が誇るビート・プロデューサーGeskia!、19歳の新鋭LASTorderによる新曲3曲に、京都の若き奇才ビート・メイカーMadeggによる9分に及ぶ大作リミックスを含めた全4曲。

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Shing02と、NYを拠点に活動するChimp Beamsによるコラボレーション・アルバム。Shing02による全編英語詩のラップが、Chimp Beamsの手掛けた生音主体のオーガニックなトラックの上に乗る。Chimp Beamsの最新作『Slowly』収録の「Aquatrium」から始まった両者のコラボレーションを起点に繋がって膨張した今作は、Shing02が2011年夏から冬にかけてNYに滞在した際に密なセッションを重ねて完成した、空気感溢れる作品。NYでの生活や、旅行中に体験した現地の音楽家との交流を綴ったリリックが、Chimp Beamsによるトラックに溶け込む。レーベル・メイトのDorothea Tachler、Shing02の作品ではお馴染みDJ Icewater、トランペッターのTakuya Kurodaが参加。

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PROFILE

LASTorder
1993年1月5日生まれ、WonderLight Recordsに所属する、20歳のトラックメイカー。高校2年生の頃よりDTMで音楽制作を開始。2010年8月には Shing02「Parallel Universe」のRemixを手掛け、11月にはBEAT CONNECTION企画の「ROAD TO BEATCONNECTION」においてベストサウンド賞に選出。その後、bandcampやYouTubeに楽曲を公開しつつ、数々のRemixを行う。2012年4月にはcokiyuのコラボレーション・シングル「Haku」に参加。Baths、Geskia!、MADEGGとともにコラボレーターに指名され、その瑞々しい才能を遺憾なく発揮した。2012年夏からはライヴ活動を開始している。

>>LASTorder OFFICIAL HP
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この記事の筆者
田山 雄士

ライター/編集者です。

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