楽しい週末を過ごせば過ごすほど、眠~い月曜日の朝。ぐっすり寝て疲れがたまらないように、ゆっくり睡眠を取りたいと思うもの。そんな眠りを助ける安眠グッズといえば、アロマやハーブ、快眠CDなどが現在の主流。しかし最近になって安眠グッズにも、ハイテク化の波が押し寄せている。
例えば、タカラトミーアーツから11月2日に発売された「ハグ&ドリーム ミニーマウスモデル」というぬいぐるみは、抱きながら横になるだけで眠くなる効果が。
昭和大学医学部の本間生夫教授とタカラトミーアーツの共同開発によって誕生したこの商品、スイッチを入れると一呼吸に5秒のペースでぬいぐるみのおなかが上下し、人間の呼吸のリズムを再現。人は他人の呼吸リズムに同調する傾向があるため、人形の動きに合わせて呼吸をするとリラックスして眠りやすくなるのだとか。
また、イギリスで開発されたライトスリーパーは、イギリスとドイツで、4カ月の間に1万個を売り上げた人気商品。部屋を暗くし、スイッチをオンにすると天井に光の円が映し出される。これをゆっくり追うことで目の周囲にある眼輪筋(がんりんきん)にリラクゼーション効果をもたらし、自然な入眠へと導いてくれるという。
こうしたグッズに加え、最近はスマホで使える安眠アプリも登場している。アンドロイド用アプリ「Sleepmaker Rain」もそのひとつ。このアプリは数種類の雨の音を再現しており、そのなかから音を選択してセットアップするだけで使用できる。霧雨のようなものから台風時のような強い雨までバリエーションはさまざまなので、自分のお好みの音を見つけて活用したい。そのほかにもさまざまな安眠用アプリがあるので、探してみると良いだろう。
これからの時期、寒さも厳しくなり、より一層布団から離れられなくなる。「眠りが浅い」「寝ても疲れが取れない」という人は安眠グッズを有効活用してはいかがだろう。