秦 基博×長澤知之

秦 基博×長澤知之

日比谷野音にて開催のイベント「待ち
人のフェイバリット」、スペシャルセ
ッションにオーディエンスが熱狂!

6月2日(日)日比谷野外音楽堂で、イベント「待ち人のフェイバリット〜on the street corner〜」が開催。それぞれが“フェイバリット"に挙げるアーテイストを“待ち人"として招いた様々なスペシャルセッションが繰り広げられ、特別な一夜となった。
6月2日(日)日比谷野外音楽堂で、音楽イベント“待ち人のフェイバリット〜on the street corner〜"が開催された。平年より10日ほど早い梅雨入りにより心配された天気も一転、晴れ間が差し込む最高のコンディションに恵まれ、新緑溢れるこの場所に、秦 基博OKAMOTO'S長澤知之KAN、山内総一郎(フジファブリック)、杏子、いまみちともたか、小山田壮平(andymori)、忘れらんねえよが集結。

トップバッターを飾ったのは、柴田隆浩(Vo)、梅津拓也(Ba)、酒田耕慈(Dr)からなる、今年大注目の3ピースバンド・忘れらんねえよ。出演発表時、彼らの待ち人が一体誰なのか、様々な憶測を呼んだりもしたが、この日は単独のステージでオープニングを盛り上げた。「イベントの企画を揺るがしかねないのですが、僕らには待ち人がいません。でも、僕らはあんたらを待ってたから!」と客席を湧かし、音源未発表曲「バンドワゴン」からスタート。続いて6月12日リリースのニューシングル「僕らパンクロックで生きていくんだ」をパフォーマンス。3ピースというシンプルな構成ながら迫力のある演奏と相まって、力強いメッセージが突き刺さる。「心の一番底にある衝動だけでできた歌を届けます。」と叫ぶと、「この高鳴りをなんと呼ぶ」「Cから始まるABC」を魂で歌い上げ、ステージをあとにした。

次にステージに登場したのは長澤知之。ギター1本で「いつものとこで待ってるわ」、続いてKeyboard山本健太と共に「風を待つカーテン」を披露すると、いよいよ待ち人である小山田壮平(andymori)が登場。「ゆっくり楽しみましょうね」 と、長澤の曲、andymoriの曲、そして長澤と小山田による共作曲を披露。お互いの作品にもコーラスやアコースティックギターで参加するほど仲がよく、またそれぞれの音楽性も尊敬しているという2人。一緒にステージで演奏するのは久しぶりだというが、そんなことはまったく感じさせない息の合ったパフォーマンスで観客を魅了。小山田を送り出し、ラストは「昨日、歌詞を仕上げたばかり」という新曲「Goodbye Hello」を初披露。次作への期待も残しながら、ステージを終了した。

続いて登場したのはOKAMOTO'S。パワフルなパフォーマンスで、観客は一気にヒートアップ。ギターから始まる「Sing A Song Together」、「ラブソング」などを立て続けに演奏したOKAMOTO'Sは、7月31日にシングル「JOY JOY JOY/告白」をリリースすることも決定している。こちらも注目したい。ここでいまみちともたかを呼び込む。兼ねてからBARBEE BOYSのファンを公言しているOKAMOTO'S。自身の楽曲「マジメになったら涙が出るぜ」でのイマサとの競演を喜んだ。BARBEE BOYSの名曲「タイムリミット」のイントロと共に、満を持して杏子の登場。そして今回のイベントのためにレコーディングを行った杏子の新曲「あなたにアディクション」を初披露。なお本日、初披露した「あなたにアディクション」が、オーガスタサウンドプラスにて緊急リリースが決定。イベント終了後より着うたのみ独占先行配信されている。

トリをつとめたのは秦 基博。現在敢行中の全国ツアーのメンバーを従え、屋外にふさわしい爽やかな楽曲「グッバイ・アイザック」からスタート。「早速ですが、待ち人を呼びたいと思います。」と、フジファブリックの山内総一郎を呼び込むと、1月にリリースした4thアルバム「Signed POP」の中から山内がギターでレコーディングに参加した「ひとなつの経験」を披露。“エッヂの効いたロックなギター"にしたかったという秦たっての希望により実現したコラボレーションは、今回のライブパフォーマンスでも遺憾なく発揮された。 秦の楽曲「猿みたいにキスをする」の途中でRapを歌いながらもうひとりの待ち人、KANがまさかの猿に扮しての登場。会場を大いに湧かせる。その後、KANの楽曲「よければ一緒に」ではコーラスで会場を煽り、誰もが知っている名曲「愛は勝つ」を3人で歌うと会場はひとつになる。最後は5月29日にリリースされたばかりの秦の新曲「言ノ葉」で幕を閉じた。

鳴り止まない拍手の中、アンコールに登場したのは、秦 基博。「かれこれ7年くらい待っていました。ようやく彼と一緒にやれる日が来たなと」と、同期の長澤知之を呼び込むと、会場は大歓声に包まれる。二人はアコースティックギターで「帰れない二人」を披露。二人きりでステージ立つのは初めてということもあり、とても貴重なセッションとなった。

早くも「待ち人のフェイバリットvol.2」の開催が決定している、このイベント。 vol.2には、あらきゆうこ meets くるり、秦 基博の出演が決定。“最高の待ち人"たちが繰り広げる、真夏の響演に期待していてほしい。

「待ち人のフェイバリット〜on the st
reet corner〜」 セットリスト

☆ 忘れらんねえよ
M1 バンドワゴン (未発表曲)
M2 僕らパンクロックで生きていくんだ
M3 この高鳴りをなんと呼ぶ
M4 CからはじまるABC

☆ 長澤知之 with 小山田壮平
Band 山本健太
M1 いつものとこで待ってるわ
M2 風を待つカーテン
M3 会いに行くよ (未発表曲/長澤・小山田による共作)
M4 MEDAMAYAKI 
M5 北極大陸 (未発表曲/長澤・小山田による共作)
M6 投げKISSをあげるよ (オリジナル:andymori)
M7 Goodbye Hello (新曲)

☆ OKAMOTO'S with 杏子、いまみちともたか
M1 Sing A Song Together
M2 ラブソング
M3 Beek
M4 マジメになったら涙が出るぜ 
M5 タイムリミット (オリジナル:BARBEE BOYS)
M6 あなたにアディクション (杏子新曲)
M7 マイティウーマン (オリジナル:BARBEE BOYS)

☆ 秦 基博 with KAN、山内総一郎(フジファブリック) 
Band Gt:久保田光太郎、Dr:河村“カースケ"智康、Ba:鹿島達也、Key:皆川真人
M1 グッバイ・アイザック
M2 ひとなつの経験 
M3 Small World (オリジナル:フジファブリック)
M4 猿みたいにキスをする 
M5 よければ一緒に (オリジナル:KAN)
M6 愛は勝つ (オリジナル:KAN)
M7 言ノ葉 (5/29リリース最新シングル)
EC 帰れない二人 (オリジナル:井上陽水) 秦 基博、長澤知之

OKMusic編集部

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