手作りゴマージュ石けんで、スベスベ肌を手に入れよう!
真冬の、カサカサ肌。水分が足りてないだけでなく、角質がたまっているのも気になる……。こんなとき、ピーリング効果のある人気のゴマージュ(角質ケア)石けんを試したいものだが、通販や百貨店で該当商品を探すと 1個あたり約3,000円台。なかなか手を出しづらい金額だ。
そこで、ナード・アロマテラピー協会認定校「あろま道」代表の天野さんに、アロマの良い香りがするゴマージュ石けんの作り方を教えてもらった。
「このゴマージュ・アロマ石けんは、特に角質がたまっているような部分や黒ずみが気になる箇所に軽くマッサージするようにして使います。古い角質が除去できてお肌がスベスベになりますよ! ボディタオルで全身にも使っていただけますが、顔や皮膚の薄い所の使用は避けましょう。敏感肌の人は、肌を痛めないようにやさしくご使用ください」(天野さん)
では、さっそく作ってみよう。
材料
石けん素地…50g
精製水…10ml
ウォルナッツシェルパウダー…1g
精油…10滴
使用するもの
ラップ、ビニール袋、測り、メジャー、スプーン、石けんの型(お菓子作りの型で代用可能)
まず、ビニール袋の中に、石けん素地50gとウォルナッツシェルパウダー1gを入れ、袋の中でよく混ぜる。2種類の粉がしっかり混ざったら、10mlの精製水を入れ、さらにこねる。
粉っぽさがなくなり粘度のような硬さになったら、写真のようにくぼみを作り、精油10滴を入れる。そして石けん素地でフタをして、全体に行き渡るようにこねていく。精油が直接ビニールに触れるとビニールが溶けてしまうため、生地の中から全体に精油をなじませていくのがポイント。精油がまんべんなくいきわたるまで混ぜる。
好きな石けんの型にラップをして3分の1ぐらいずつ石けん素地を入れていく。 形を美しく出すには、しっかりと指の腹で押すことが大切だ。表面を可能な限り平らにして、端を丁寧に処理すると、きれいに仕上がる。
最後に、ラップを優しく外すと、きれい形成された石けんのでき上がり。ここからさらに、穴の開いたビニール袋に入れて1週間ほど干す。しっかり固まったら、使用できるようになる。
基本的に、精油は何を使ってもOK(肌の弱い人は皮膚刺激の強い精油は避ける)。アロマセラピストの天野さんが今回チョイスしたこだわりの10適は以下の通り。効能とともに紹介しよう。
ラベンダー・アングスティフォリア…5滴
甘く濃厚な香りが漂うラベンダー。石けんは香りの良さも魅力の一つ。皮膚を美しくケアしたい時に選びたい。
ゼラニウム・エジプト…2滴
心躍るようなフローラル調の香りで、女性らしさを引き立たせる精油。スキンケア用に根強い人気がある。
ティートゥリー…3滴
スパイシーでありながら、心地よい香りのティートゥリー。水虫予防にもなるといわれている。
基本レシピを守れば、色・形・香りを自由にアレンジできる楽しみがあるゴマージュ石けん。自分好みの精油をブレンドして、あなただけのスペシャル石けんを作ってみては。
(両角はるか+ノオト)
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▼あろま道
http://www.aroma-do.com