本日7月29日は、女優・高木美保の誕生日。高木美保といえば、都会育ちでありながら1998年に栃木県の那須塩原市に移住をし、タレント活動を行いながら農業を営んでいることでも知られている。
最近では、この高木美保のように、都会から田舎へと移り住む人が増えている。日本経済新聞の調査では「地方で暮らしたい」と思っている若者が47.3%と実に半数近くいることが分かった。その理由として、次のような声があがっている。
・残業なしで、プライベートが充実
・サザエさんのようなご近所環境
・家庭菜園で自給自足、車も乗り回せる
・100坪の敷地に庭も駐車場もある一戸建て
・通勤ラッシュと無縁の生活
・豊かな自然に囲まれた生活
田舎への憧れから、過度な期待が含まれているものもあるが、都会とはまた違った魅力に惹きつけられているのは間違いない。
そして実際に田舎へ移り住んだ若者も多くいるよう。では、その本音とはいったいどんなものなのだろうか。Twitterにはこんなリアルな声がアップされている。
「田舎暮らしに慣れると、電車30分待ちはすぐだなと思うようになりますね」
「田舎暮らしに憧れても体験してないと、無理なことが多いよ」
「田舎暮らしは特にコミュニケーション能力必須ですね 伝えて貰おうとする心構えや柔軟性が田舎で暮らすには、不可欠」
「田舎暮らしでの横の繋がりはありがたいもんである」
「お金は厳しいけど、田舎暮らしには車はかかせない?」
田舎へ移り住もうと考えるなら、交通網や生活の不便さを受け入れ、濃密な近所付き合いを楽しむことが重要なポイントとなりそう。都会では味わえないゆったりした時間を得るためには、買い物や仕事面も考えると、それ相応の覚悟が必要である。
■日本経済新聞「半数が“田舎で暮らしたい”、500人調査」
HP:http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK23032_X20C12A3000000/