食欲の秋。この季節の味覚は、なにも食べ物だけにとどまらない。各ビール会社からは秋限定のビールが発売され、ビール党にとってもじつに楽しみな季節なのだ。そんなとき、どうせならお気に入りのビアカップを使って飲めば、一層その時間は優雅なものになるはず。
そこで今回は、長崎県の陶磁器ブランド『HASAMI』が販売している、画期的なビアカップについてご紹介したい。お話を伺ったのは同ブランドを手掛ける有限会社マルヒロの新里さん。まず、波佐見焼というあまり知名度の高くない焼き物でブランドを立ち上げた理由から聞いてみた。
『HASAMI』というブランド名は、“波佐見”という言葉にインパクトがあり、響きもいいと中川さんに言っていただいたことが始まりだそう。自分たちが見逃していた魅力を、波佐見焼はすでに持っているんだと気付かされたと新里さん。
では、波佐見焼の可能性に気付いたマルヒロが『HASAMI』で実現したかったことは何だろうか。
最後に今月リリースされる、ロンドンのパブをイメージした“HASAMI season5”のビアカップについて教えていただいた。
この新コレクションは、9月初旬から配送が始まった。ロンドンの生活になくてはならないパブ、そして、日々使われるための道具である『HASAMI』のカップ。重なるイメージを頭に浮かべ、カップに潜むストーリーを楽しむ……。そんな夜長を過ごしたい。