10月1日がコーヒーの日とされているのをご存じだろうか。ただ単に、深まる秋に温かいコーヒーがうれしい、というものではなく、全日本コーヒー協会のHPによるときちんとした由来があるのだ。
この年度始めというのはブラジルのコーヒー豆の収穫時期が9月に終わり、10月に新しい豆が出回り始めることに合わせたものであるようだ。
ところで、家でコーヒーをいれて飲む人ほどたくさん残る、コーヒーかす。普段なんとなく捨てているものの、これを何かに活用できないものだろうか……。ということで、全日本コーヒー協会の西野さんに、コーヒーかすの再利用法を伺ってみた。
なるほど、それは有効な再利用方法である。ほかにはないのだろうか?
ところで、コーヒーかすを利用するときに気をつけることはあるのだろうか。
西野さんのお話によると、インスタントコーヒーなどを販売している大手コーヒーメーカーでは、大量に出るコーヒーかすを、環境対策として、ボイラーの燃料やバイオマス発電の燃焼炉の補助燃料として使ったり、かためて炭状にして燃料として活用しているとのこと。家庭でできるコーヒーかすの再利用も、小さなエコだ。そう思って、気軽に始めてみてはいかがだろうか。