IU、リメイク・アルバムにLPヴァージョンが登場

時間が経っても色褪せない、素朴で美しい思い出の痕跡。古い書斎でほこりを払い落とし、取り出した一冊の本。古い本の間にしおりのようにはさまれた四つ葉のクローバーや花びら…。ずっと前に、誰かが心を込めてプレゼントした、素朴で美しい跡。また、そのページごとに下線が引かれた記憶に残る言葉たち。今回のアルバムの収録曲は、時が流れても色褪せない、そんな過去の名曲たちから、IU自身が初めて聴いたときに思いもよらないときめきを感じた楽曲を自ら選曲。原曲の感性を最大限に活かしながらも、彼女ならではの音色とヴォーカルで音色とヴォーカルで再解釈し、リメイクしている。
本作には、チョ・ドクベの“私の昔話”をはじめ、故キム・グァンソクの“花”、キム・ワンソンの“ピエロは私たちを見て笑う”、イ・ムンセの“愛が通り過ぎたら…”、サンウルリムの“お前の意味”、故キム・ヒョンシクさんの“夏の夜の夢”、クローン（CLON）の“クンタリシャバラ”など、過去韓国歌謡界の名曲と呼ばれる全7曲が収録されており、オリジナル・アーティストのキム・チャンワンとCLONもレコーディングに参加している。

LPヴァージョンには、CD未収録の“オホヤドゥンギドゥンギ”を追加収録。この曲は、1970年代の大衆文化規制の下で作られレコード制作の際には収録を義務付けられていた「健全歌謡」の一曲だが、IUの歌声とアコースティックなギター・サウンドで全く違う仕上がりに。また、レコードとしては1969年設立のドイツのカッティング・スタジオSSTとオーディオ・ファイル・プレスの専業工場で製造された本格的な品質となっている。未公開写真を含む12ページ、LPサイズのフォトブック付き。