デーブ監督“羽生の闘魂”注入だ!流血も強行「見習わないと」

[ 2014年11月10日 05:30 ]

雨の中での練習を終え、引き上げてくる楽天・大久保監督

 岡山・倉敷で秋季キャンプを行っている楽天の大久保新監督が、前日のフィギュアスケートGPシリーズ第3戦(中国・上海)で直前練習で流血する負傷も強行出場した羽生結弦について「闘志が凄い。あれが勝負できる男の姿。見習わないといけない」と感銘を受けた。

 競技は違えど、同じ勝負事。楽天が本拠地とする宮城県出身の羽生がリンクで見せた「東北人魂」は、昨季の日本一から今季最下位に転落した楽天ナインにとって来季に巻き返すために不可欠な要素である。大久保監督も「“闘志なき者は去れ”という星野(前)監督の考え方は引き継ぎたい」と話している。

 この日は朝から雨天で倉敷マスカットスタジアムの内野の土の部分は水が浮いて使用不可だったため、外野の芝生部分にベースを移動して内野ノックも実施。精神を鍛える要素も含む雨中の練習を終えた選手会長の藤田は「野球は雨の中でやることもある。いい練習になった」と話し、羽生についても「気迫が凄い」と感想を述べた。上位浮上に向けて技術だけでなく、羽生のような精神力も養う。

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