坂本真綾トリビュートアルバム『REQUEST』の全容が明らかに

坂本真綾トリビュートアルバム『REQUEST』の全容が明らかに

坂本真綾トリビュートにAKBまゆゆ、
Rasmus Faber feat.Frida、真心ブラ
ザーズら参加、コメントも到着

坂本真綾のデビュー20周年記念プロジェクトとして、4月22日にリリースが決定したトリビュートアルバム『REQUEST』の参加アーティストに渡辺麻友Rasmus Faber feat.Frida、真心ブラザーズが追加発表され、遂にその全容が明らかになった。
参加アーティストと曲目は下記の通り。

01.約束はいらない / the band apart
 作詞:岩里祐穂 作曲:菅野よう子 編曲:the band apart
02.うちゅうひこうしのうた / KIRINJI
 作詞:一倉 宏 作曲:菅野よう子 編曲:KIRINJI
03.トライアングラー / 渡辺麻友
 作詞:Gabriela Robin 作曲:菅野よう子 編曲:佐々木 裕
04.雨が降る / TRUSTRICK
 作詞:坂本真綾 作曲:かの香織 編曲:Billy
05.バイク / SUGIZO feat. IA
 作詞:岩里祐穂 作曲:菅野よう子 編曲:SUGIZO
06.さいごの果実 / 鈴木祥子
 作詞:坂本真綾 作曲・編曲:鈴木祥子
07.光あれ / 冨田ラボ feat. Emi Meyer
 作詞:坂本真綾 作曲:菅野よう子 編曲:冨田恵一
08.プラチナ / Negicco
 作詞:岩里祐穂 作曲:菅野よう子 編曲:長谷泰宏
09.奇跡の海 / 新居昭乃
 作詞:岩里祐穂 作曲:菅野よう子 編曲:保刈久明 コーラス編曲:新居昭乃
10.afternoon repose / Rasmus Faber feat. Frida
 作詞:Shanti Snyder 作曲:カンノヨウコ 編曲:Rasmus Faber
11.ポケットを空にして / 真心ブラザーズ
 作詞:岩里祐穂 作曲:菅野よう子 編曲:Low Down Roulettes

また、アルバムは初回限定盤(2CD)と通常盤の2タイプでのリリースとなり、初回限定盤には同じ曲順で坂本真綾のオリジナル音源を収録したスペシャルCD『ORIGIN』を同梱。そしてこの度、参加アーティストからのコメントも到着している。

なお、2月27日(金)18時には、20周年記念プロジェクト第3弾の発表があるそうなので、気になる人はオフィシャルHP「I.D.」(http://www.jvcmusic.co.jp/maaya/)のチェックをお忘れなく。


<参加アーティストからのコメント>

『約束はいらない』

●原 昌和さん(the band apart)
真綾さんを初めて見たのは、従兄弟が「俺はあまり音楽を聴いたりしないけど、この人素晴らしいよ」って何気無く見せてくれたライブ映像で、その次から次へと景色の変わる手品の様な楽曲と歌に、金槌で頭をぶん殴られた様な衝撃を受けました。それから今に至るまでファンとして日々感動を頂いています。その只のファンが「坂本真綾歌手活動20周年記念トリビュートアルバムに参加してください」って言われたらあなたどうします??
とりあえず眉間を親指と人差し指の第一関節で静かにつまみ、暫し虚空を見上げたのは言うまでもありませんが、「バッカじゃねーの?やるに決まってんだろ!」と言うことで、今回参加させて頂きました。
俺が真綾さんを始めて知った曲、「約束はいらない」で遊ばせてもらったんですが、曲の完成度が高過ぎちゃって、弄り様が無いっす。俺と同じく真綾さんのファンの方に「クソみてーなアレンジしてんじゃねーよ」と思われない事を切実に願って。


『うちゅうひこうしのうた』

●堀込高樹さん(KIRINJI)
坂本真綾さんの作品はいずれも完成度が高く、新たなアレンジを施すのが躊躇われる曲ばかりです。それらの中で「うちゅうひこうしのうた」は比較的シンプルな成り立ちの曲。この曲ならKIRINJIらしい演奏が出来るのではないかと思いカヴァーさせていただきました。リードヴォーカルはコトリンゴ。メンバー全員で掛け合いのコーラスをしています。とても好い仕上がりになった、と悦に入ってます。

●千ヶ崎 学さん(KIRINJI)
僕は縁あって、真綾さんご自身の音楽にも参加させて頂いているので、KIRINJIとしてのお誘いはとても嬉しかったです。と同時に、彼女の音楽作品がどれ程、隙のないクオリティかも知っていますので云々、という堅苦しい前置きは置いときまして、とても満足のいく今のKIRINJIらしい作品ができたように思います。まるで前から演奏していたような気さえします。原曲との違いを楽しむのなら、やはりメンバー全員の声がふんだんに入っているということでしょうか。とても楽しい録音でした。真綾ちゃん喜んでくれたかな?

●田村玄一さん(KIRINJI)
『宇宙で野菜の匂い』このキーワードだけでペダルスティールがあっさり弾けてしまいました。この曲の持っている有機質がそうさせたのでしょう。真綾さんありがとう。20周年おめでとうございます。

●コトリンゴさん(KIRINJI)
大好きな「うちゅうひこうしのうた」をKIRINJIでカバーさせていただける事になり、とても嬉しかったです。出だし2行ほどの歌詞で一瞬にして景色が広がるこの曲の華麗さと、坂本真綾さんの声やことばの美しさを、改めて感じました。デビュー20周年イヤー、本当におめでとうございます!

●楠 均さん(KIRINJI)
坂本さんの歌声は、漆黒の宇宙から青い地球へと、ピンと張った一本の糸のように、まっすぐに届いたメッセージです。KIRINJIの歌と演奏は、懐かしい地上の色彩と温もりの思い出がたっぷり詰まった、坂本さんへの返歌です。
オリジナルとカバーの幸福な関係がここにあると思います。ろまんちっく!          

●弓木英梨乃さん(KIRINJI)
大好きな「うちゅうひこうしのうた」を、6人になったKIRINJIならではのアレンジでカバーさせていただきとても嬉しいです。坂本真綾さんにはまだお会いしたことはありませんが、いつか一緒に演奏させていただける日が来ることを願っています。                    


『トライアングラー』

●渡辺麻友さん
デビュー20周年、本当におめでとうございます!
記念すべき20周年トリビュートアルバムに参加させていただく事ができ、心から光栄に思っています。
「トライアングラー」は、以前からとても大好きな曲でカラオケに行くと必ず歌っていたので、このお話をいただいた時は本当に嬉しかったです!
AKB48やソロの楽曲にはこういった曲調のものが無かったので、自分にとっても新たな分野への挑戦となり、新鮮でとてもやりがいのあるお仕事になりました。
渾身の力を込めて歌わせていただきましたので、是非たくさんの方々に聞いて頂きたいです!  


『雨が降る』

●TRUSTRICKさん
今回、「雨が降る」でトリビュート参加させていただきました。
2人とも普段から、坂本真綾さんの音楽が好きで、ボーカル・神田は以前共演させていただいてから、「真綾ちゃん」と呼ばせてもらっていて、大好きな先輩でもあります。アルバム参加が決まった時は、ずっと聴いてきた真綾ちゃんの曲を、TRUSTRICKがカバーできること、しかもそれが公式であることがとても嬉しかったです!
今回の「雨が降る」は、1位2位を争う大好きな曲なので、どんなふうにトラトリのカラーを入れて行こうか悩みましたが、最終的には原曲へのリスペクトを込めて'由緒正しい'カバーをさせていただきました。
「寂しい」は美しい!淡々と冷たい雰囲気の中で熱を込めて演奏しました。
しとしとと雨が降る情景を思い描いて聴いていただけたらと思います。
今回は素敵な機会を、本当にありがとうございました!


『バイク』

●SUGIZOさん
今回、10数年愛聴している坂本真綾さんx菅野よう子さん黄金コンビの楽曲をこうやってトリビュートさせていただき、光栄の極みです。「バイク」は大好きな曲。原曲が本当に素晴らしいので、あえてイジくりまわしたり、解体&再構築する必要性を感じませんでした。オリジナルの美しさをリスペクトしつつ、SGZ流に染め上げたかったのです。
また今回、以前からトライしてみたかったボーカロイドの「IA」をフューチャリングしました。
ちょっと本気でボカロに挑みました。生身の身体を持たない、電脳空間にしか存在し得ない彼女の儚き声に、恋に落ちました。
切なく、かつハードコアな「エレクトロニック・バイク」になってしまいましたが、是非昇天してしまってください。
                                            

『さいごの果実』

●鈴木祥子さん
歌ってみて初めて、これは「実存」についての歌だと思いました。平均律でないバロック時代の「四分の1」の調律で、真綾さんの繊細で強い言葉と歌唱から伝わる或る感触――触れられないもの、遠いもの、だからこそ求めずにいられないものへの抑制と熱情――に届くよう希いながら、演奏がさいごにさしかかった時、バッハの『FUGUE IN G MINOR BWV.578』が頭の中に流れてきました。冒頭のテーマをD MINORに変えて、この曲のエンディングとしました。                                                          

『光あれ』

●冨田ラボ(冨田恵一)さん
2003年の真綾さんによるストレートな歌詞に驚かされました。切実さ、無垢さはいまの真綾さんの表現にも通じますが、ここにはそれらが凝縮されている。言葉は菅野よう子さんによるスペクタキュラーな展開をまとい、まさに(タイトルにも現れているとおり)祈りそのものとなっています。そんなことを感じながら作っていたら、2015年のヒューストン界隈に辿り着きました--ドラマーは盛大にゴスペル・チョップを繰り出している。


『プラチナ』

●Nao☆さん(Negicco)
ずっと憧れていた真綾さんと昨年の「矢野フェス」で共演させていただけて夢のような時間だったのですが、まさか今回トリビュートアルバムにNegiccoが参加させていただけるなんて信じられない気持ちでいっぱいです、、、!!!
しかも、参加曲が「プラチナ」ということで、本当に感動です!!
自分達に重なる部分が凄くある曲なので、気持ちを込めて歌わせていただきました☆
真綾さん、大好きです!!!本当にありがとうございました☆

●Meguさん(Negicco)
今回トリビュートアルバムに参加させていただくというお話を聞いたときは、凄くびっくりしました。「矢野フェス」でご一緒させていただいた時に、「プラチナ」を歌わせていただきました。アルバムのレコーディング当日に、真綾さんに新鮮で初々しい感じが凄く良かったのでNegiccoさんらしく、いつも通りでね♡ということを言っていただいて、レコーディングはとても楽しく、そして「プラチナ」の歌詞も、今の私達と重ねて、すごく大切な気持ちを込めて歌わせていただきました。

●Kaedeさん(Negicco)
坂本真綾さんと初めてお会いしたのは「矢野フェス」のリハーサルの時でした。昔からNao☆が真綾さんのことを大好きだったので、2人が対面した時に、メンバーの夢が叶った瞬間に立ち会えたことが嬉しくて感動してしまいました。今回、「プラチナ」という素敵な曲をカバーさせていただけることになり、本当に嬉しく思います。レコーディングでは真綾さんへの尊敬と感謝の気持ちを込めて歌わせていただきました。是非多くの皆様に聴いていただきたいです。


『奇跡の海』

●新居昭乃さん
原曲のレコーディングではコーラスで参加したこの名曲を今回歌わせてもらうことになり、温かい縁を感じました。『風よ 私は立ち向かう』と、顔を輝かせて大海に漕ぎ出す少女、その決意の健気さに、そして嵐の中たくさんの愛を見つけ出し、見事に成長した、今のその姿の美しさに、感動するような気持ちで歌いました。


『afternoon repose』

●ラスマス・フェイバーさん
「afternoon repose」をフリーダと共にカバーさせてもらえたのは、とても楽しかったよ!まず原曲が素晴らしいし、フリーダの歌声ともマッチしていたからね。近々また3人で何か一緒にできたら嬉しいよ!

●フリーダさん
真綾さんの曲をカバーしてみない?ってラスマスが連絡をくれたとき、とても嬉しかった!カバーさせてもらうことにとてもインスピレーションを感じたし、他の曲を聴くのも楽しみ!


『ポケットを空にして』

●桜井秀俊さん(真心ブラザーズ)
真綾さんのライブでの大定番曲を、真心のライブメンバーで、とーっても楽しく演奏させていただきました。
なもので男臭高めの感が否めませんが…。気に入ってもらえたら嬉しいです!
坂本真綾トリビュートアルバム『REQUEST』の全容が明らかに

OKMusic編集部

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