世の中にはとんでもないお医者様がいるという。エステティシャンのMさん(23才)が体験した、辱めを告白します。
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23才の若さで円形脱毛症になってしまいました。髪を結ったりしてごまかしていたけど、とうとう隠し切れなくなり、皮膚科へ。そしたら担当の先生が若くてイケメンでビックリ! とたんに円形脱毛症が恥ずかしくなり、来たことを悔やんじゃった。
とはいっても後戻りできないので診てもらうと、頭の上から何やらバシャバシャとカメラのシャッターを切るような音が…。見上げて「何しているんですか?」と聞くと、カメラを手にした先生が「いやいや、ハート形の脱毛は珍しいんで…」と、興奮を抑えきれない様子。「失礼です!」と憤っても、「いや~、これはいい形だわ」とどこ吹く風。
診察そっちのけで「この縁起のいいハートマーク、ぼくの彼女にメールしていい?」と聞いてくるから、きっぱり「困ります!」って断ったの。
それでも先生はめげずに「じゃあ、ぼくのブログの“今日のオモシロ患者”に載せていい?」だって。もっと、ダメに決まってるでしょッ。ここまで頭がスッカラカンの医者だと、話すのもイヤ。最後は無言で診察室を出てきました。
※女性セブン2014年6月26日号