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2012年7月22日 (日)

よく耳にするウォールナット材やパイン材ってどんな木材なの?

よく耳にするウォールナット材やパイン材ってどんな木材なの?
Photo: iStockphoto / thinkstock

本日7月22日は、ナッツの日。「7(ナ)2(ッ)2(ツ)」という語呂合わせから、1996年に日本ナッツ協会が制定している。

ナッツといえば、おつまみとして居酒屋などで見かけることが多いが、実は食べ物としての用途のほかに、建設資材として使用されることも。例えば「ウォールナット材」。これはクルミの木で、なめらかで美しい木肌や深みのある色合いが特徴。工芸品や高級家具などにも使用されている。

そもそも木材というと、スギ、ヒノキなど、さまざまな木々からつくられている。そこで今回は、よく耳にする木材の特徴を整理しよう。

チーク
硬く水に強い性質を持っているため、家具や建築材として広く使用されている。クマツヅラ科チーク属の落葉高木の総称。マホガニーと並ぶ優良高級材として知られている。天然の油成分を含むため、オイルなどで手入れしなくても耐久性がある。

マホガニー
センダン科マホガニー属に属する木材。高級材として知られているが、乱伐を防ぐためワシントン条約により取引が制限されているため、現在は入手困難。丈夫で加工しやすく、赤みを持った美しい光沢が特徴的。

メイプル
カナダ及びアメリカ北東部で見られるカエデ科の落葉広葉樹。高さ30~40mになる落葉高木で、この木の葉は、カナダの国旗としてデザインされている。材質は重硬で肌目は緻密。家具から床材、そして建築材まで、幅広く使用されている。

パイン
日本語では「松の木」のこと。等間隔に並ぶ節や柔らかな木目が、ナチュラルな雰囲気をかもし出す。比較的安価で手に入れやすく加工もしやすいため、建材や家具によく利用されている。

一口に木材といっても、その種類や特徴はさまざま。コダワリたいのなら、家や家具に使う木材もちゃんと特徴を知った上で選びたい。

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