世界一周する前の旅人が新卒採用を受けたら、予想外の◯◯力を評価された話
ライター
前田 塁 TABIPPO / 創業メンバー

TABIPPO創業メンバーで、世界78ヶ国を旅しながら仕事をしてます。せっかく現代に生まれたのだから、世界にあるすべての国を訪れて、宇宙を旅行して、仕事でも成功する、そんなワークライフカオスな人生を目指しています。

旅行以外に就活で特に語ることのない大学生:就職活動が始まってしまった。真面目に大学生活を過ごしてはきたけど、ユニークなことも、すごいこともやっていない。あえて話せるとしたら、趣味の海外旅行だけど、旅行なんてみんなやってるし。このままじゃどこにも受かる気がしないんだけど、どうしたらいい?

という質問に答えるために、僕が世界一周前に新卒採用を受けたら予想外な評価をされて、内定が出た話を紹介します。内定先は上場一部の大手企業でして、採用されるまでは旅行好きと一番相性悪い気がしてた業界なので、他業界にも汎用性があります。それでは、本題です。

 

そもそも、日本で就活できなかった

僕は大学3年生から4年生にかけてニューヨーク留学&世界一周していました。就職活動については、世界一周と日本での就職活動とタイミングが重なってしまいどうにもなりません。

そこで、世界一周前にボストンで開催される「ボストンキャリアフォーラム」という合同説明会&面接に参加することにしました。

 

ボストンキャリアフォーラムってなに?

ボストンキャリアフォーラムはボスキャリの通称で呼ばれ、例年10月の第3週に開始される、海外留学中の日本人学生向け就活フォーラムです。全3日間の日程で内定まで出すのが特徴で、僕が参加した時は約200社の採用チームが日本から採用活動に来ていました。

当時の参加条件は、日英バイリンガルで大卒予定であることだったので、留学中ではない日本在住の学生も就職活動の一環としてわざわざ日本からボスキャリに来ている人がいて驚きました。

» 2018年度ボストンキャリアフォーラム | CFN (CareerForum.Net)

 

エントリーシートは正直に書きました

エントリーシートは正直に書きました

ニューヨークから調べられる就職活動の情報はとても限られていて、正直エントリーシートって何だ?という状態です。初めての自己分析、業界研究などしてみたものの、日本の就活生と比べたらかなり出来が悪かったと思います。

ボストンキャリアフォーラムに出展していた約200社から5社を選びエントリーシートを送りました。通過したのは3社でした。

 

面接が始まる

面接が始まる

エントリーシートが通過すると、次に人事部と1対1での面接が始まります。グループワークや集団面接はありません。でも、僕は世界一周をする前、留学も始まったばかりでした。旅への想いや、世界一周中にやりたいことは語れても、面接の目玉となるはずの「世界一周を通して感じたこと、経験したこと」などは全く分からないわけです。

 

すごい話も、旅人らしい話もできなかった

「すごい話」は1つもできなかった

サークルやアルバイトの話も多少はできますが、大学一年生の時から念願だった世界一周の話が自分のことを伝える一番の話だ!と確信していたため、とりえあず準備や計画段階の話をしました。

世界一周をより面白くするために英語を勉強したり、旅に必要なお金を貯めたり、ゼミの教授を説得して卒業論文のスタートを遅くしてもらったり、両親に説明したりと、協力してもらったこと、準備したことを話しました。

 

ライター
前田 塁 TABIPPO / 創業メンバー

TABIPPO創業メンバーで、世界78ヶ国を旅しながら仕事をしてます。せっかく現代に生まれたのだから、世界にあるすべての国を訪れて、宇宙を旅行して、仕事でも成功する、そんなワークライフカオスな人生を目指しています。

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