「街中にリゾート空間」 那覇セントラルホテル、新館増築


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南国の植栽で飾った中庭が眺められる那覇セントラルホテル「MAIN TOWER」の新客室パティオツイン=25日、那覇市牧志

 まえたか(中村聡社長)が運営する「那覇セントラルホテル」(那覇市牧志、仲間勝也総支配人)で26日、増築工事を進めてきた新館「MAIN TOWER」の完成内覧会が開かれた。

 7階建て94室で、長期滞在対応や最上階のハイグレード客室(ジュニアスイート、セントラルスイート)など5タイプの客室を新築した。新館は6月1日から宿泊開始する。新館の完成を受けて既存棟(107室)の改築に取りかかり、年内に「EAST TOWER」としてオープンを目指す。

 那覇セントラルホテルは1975年開業の老舗ホテルで、98年にはスパ施設「天然温泉りっかりっか湯」を併設した。今回の増築は、国際通りに近接したシティーホテルの利便性に加え、南国リゾートの快適性を備えることを目指した。客室のテラスから南国の植栽が眺められる中庭(パティオ)を整備し、内装デザインには琉球石灰岩や花ブロックなど沖縄特有の素材を取り入れた。