デスブログとは、タレントである東原亜希が書いているブログのことである。
概要
このデスブログに書かれた人物や企業などはかなりの確率で不幸に見舞われると噂されているため、「デスノートのブログ版」としてこの名が定着している。言わば「リアルデスノート」。
例として、
- 「うまい棒」の話題を書く→うまい棒工場延焼
- 自分の夢はノリピーみたいになりたいと書く→ノリピー夫妻覚醒剤容疑で逮捕
- 花王の話題を書く→花王の主力商品のエコナシリーズの商品に発がん性物質が検出される→販売自粛へ
- 地デジの話題を書いて、地デジマークに「これ、すごく邪魔です・・・・」→草彅剛逮捕
- デスブログに書かれながらも東原をかばった由規投手→シーズン中4度もマメを潰して降板。成績も5勝10敗と散々な成績に終わる。
- 「鶴岡八幡宮に行ってきたよ~」→樹齢800年の鶴岡八幡宮のご神木が倒壊
- 「むすめがすぎちゃんのマネをして●●だぜぇ~ってよく言います」→スギちゃんが特番の収録中、高さ10mの飛び込み台から着水に失敗して全治3ヵ月の重傷。
- 息子が乗りものに興味津々だと、ボーイング787のプラモデルを手にした写真を掲載→B787機のバッテリー系統で不具合報告続出、運用停止へ
などなど枚挙に暇がなく、破壊力は抜群である。(詳しくはまとめてあるサイトが沢山あるのでググって欲しい)
発動期間(ブログに載ってから事象が起こるまでの期間)は、バラつきがあるものの概ね数ヶ月以内に発生しており(レイジングスピリッツの事例のように数日とかからない場合もよくある)、ネット上では半年前後が除霊期間と言われる事が多い。しかし、期間を長く取れば取るほど、どんな人や団体でも不幸事の1つや2つは出てくるのが当たり前であるため、発動期間をあまり長く取り過ぎると単なるこじつけに陥りやすい点に留意する必要がある。
デスブログ効果の信ぴょう性について
そこで、論理的思考により様々な角度から彼女のブログにまつわるジンクスを分析してみることとする。
まず彼女のブログは更新頻度が非常に高く(2007年1月の開設以来、約6年で4,500件以上のペース)、かつ多岐にわたるジャンルの話題がこれといった偏りもなく掲載されており、その分だけいろんな分野の固有名詞がたくさん出てくる確率が高くなるとも考えられる。そのため、そこから生まれた偶然の産物であったり、何か起きた時だけ鮮明に記憶されるエピソード記憶の産物である可能性も否定しきれないことも念のため記しておく。・・・が、こじつけだとしても、他の著名人のブログと比べると、明らかに不幸な出来事と結びつくキーワードが多く挙がっているという事実があることだけでも十分恐ろしいのは間違いないだろう。
次に「東原亜希が◯◯のことをブログに書いたから、◯◯に不幸な出来事が起こった。不幸事が起こったのは、◯◯のことがデスブログに書かれたのが原因だ」という解釈についてであるが、科学的見地から見ればほぼ全てが「前後即因果の誤謬」による詭弁の域を出ないものである。デスブログに書かれなくても不幸な目に遭ってる人はたくさん居るし、書かれても何も起こらないこともあるし、そもそも何を以って「不幸」と定義できるか自体が不明確であるケースも少なくない(さすがに大事故ともなると一概には言えないが)。
ただ、デスブログの存在や伝説を知る人がデスブログに自分のことを書かれたことを知って、デスブログ伝説を意識した行動(潜在意識を含む)を取ってしまった結果良くない結果に結び付いてしまった、という場合に限っては「デスブログと不幸の因果関係がある」と考えることができる(競馬の事例や、由規投手のようなケースがこれに当たると考えられる)。また、その分だけ他の人が書くブログよりは不幸な結果と結びつきやすい傾向にあることの説明もつくとは言えるであろう。
よってデスブログと前述の不幸事との間に因果関係があることの立証は、当事者に対する顕在または潜在意識への働きかけがあるものを除いて事実上不可能であると言えるが、だからと言って「何の関係もない」と断定してしまうと「それを言っちゃあ面白くない」と感じてしまうのが人間の性であることもまた事実である。つまりはそれを承知の上で、あくまで「ネタ」として怖れ楽しむことにデスブログの本質があると言っても過言ではないと言えるであろう。
関連動画
関連項目
外部リンク
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