2016年7月1日
東京電力パワーグリッド株式会社

 当社は、2016年6月17日に電力・ガス取引監視等委員会から「電気使用量の確定通知の遅延について(業務改善勧告)」を受領し、同状況および対策等について取りまとめ、本日、電力・ガス取引監視等委員会に報告いたしましたので、お知らせいたします。

 小売電気事業者さま等に対して、電気をご使用される皆さまの電気使用量データ、および発電電力量データのお知らせが遅延することで、小売電気事業者さまから電気をご使用される皆さまへの電気料金の請求が遅延するなどのご迷惑とご心配をおかけしておりますことを心よりお詫び申し上げます。

 7月以降は、本日報告した対策を着実に実施することにより、計器の故障など、計器の付け外し指針が不明なものを除く全数について、速やかな電力使用量データ等のお知らせを目指してまいります。

 ※報告した内容については添付資料を参照

○添付資料

(電力・ガス取引監視等委員会からの勧告内容)
1.本件確定通知遅延について具体的かつ効果的な改善計画(特に、貴社と託送契約を締結している小売電気事業者及び小売電気事業者の顧客との関係での対応方針を含むもの。)を策定し、また、それを実現するための体制を整え、その根拠とともに本年7月1日までに当委員会に提出すること。

2.上記1の改善計画について的確に実施し、少なくとも本年7月1日を始期として毎月2回検証を行うとともに、当該検証後1週間以内にその結果を当委員会に報告すること。なお、報告の終期については、当委員会が別途通知することとする。

以 上