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声だけが頼りのアカペラパートは“曲の顔”

J-WAVE 昼の番組「BEHIND THE MELODY~FM KAMEDA」(ナビゲーター:亀田誠治)。5/8のオンエアでは、「声が主役! アカペラに込められた魔法」と題して、曲の中で声のみが効果的に使われている“アカペラ”パートの魅力について亀田さんが話しました。

アカペラグループではなく、1人の歌手のそのままの声が聞けるアカペラパートが印象的な曲を亀田さんがいくつか紹介しました。

例えば、ホイットニー・ヒューストンの『オールウェイズ・ラブ・ユー』、アリシア・キーズの『フォーリン』、チャットモンチーの『恋愛スピリッツ』、絢香×コブクロの『WINDING ROAD』など。どれも出だしが伴奏なしの声のみで、アカペラパートが曲を印象づける“顔”になっています。

アカペラの魅力は「ズバリ、体温」と亀田さん。「アカペラパートは、歌手の体温を直接確かめることができ、声という素材そのものを堪能できるんです。他の楽器の伴奏が加わると、歌手の体温はまぎれてしまう。また、アカペラパートは声だけが頼りで歌うほうも聴くほうも1人で海原に流されてるような感じ。『早く楽器と調和したい。それまではしっかりしなければ』という強い意志で歌っている。だから力強い歌になるんです。伴奏が入ってきたときの達成感と安心感がある。これがアカペラパートの醍醐味です」(亀田さん)。

実は亀田さんがつくる作品にもアカペラパートが多いのだとか。平井堅の『思いが重なるその前に…』も出だしはアカペラ。デモの段階では違ったけれど、歌が素晴らしくてアカペラに変えたのだそう。やはりアカペラパートは曲の顔かもしれませんね。

【関連サイト】
「BEHIND THE MELODY~FM KAMEDA」オフィシャルサイト
https://www.j-wave.co.jp/blog/fmkameda/

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