『GOLD WAX』ワンデー金髪野郎になれるシャンプーで落ちるお手軽カラーワックスを実際に試してみた!

一日だけでも、いや一晩だけでもいいからド派手な金髪野郎(女性も可)になってみたいという人に、塗った瞬間金髪メッシュになるカラーワックス『GOLD WAX』。翌日の学校や職場では何事もなかったように黒髪に戻せるワンデー金髪が可能なこのお手軽変身ツールを、いい歳こいて試してみた!

ベタベタと塗りたくれば昨日までの地味な自分にサヨナラ! ただ後始末が…!

株式会社グッズマン(京都府都市)の『GOLD WAX』(50g・希望小売価格 税抜1,980円・発売中)は、知る人ぞ知るワンデー銀髪が可能な「SILVER WAX」のバリエーション商品。銀よりも高価なのだろうか、同価格だが量が少なくなっての新発売だ。

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たまたま他の用事で「おためし新商品ナビ」運営の株式会社フロンティアに出向くことになり、カメラマンもいるというのでそのオフィスで金髪化することとなった。なんとまあ大胆な試み。記者は実はかつて全体に金髪メッシュを入れていたのだが、最近は軽く脱色する程度でおとなしく過ごしてきたが、久々に金髪になることに。懐かしいような気持ちが湧き上がる。

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『GOLD WAX』自体はごく普通のヘアクリームにも見えるチューブ形状。中身はクリーム状になっており、それ自体の色味は白っぽい茶色のような見た目。これで染まるの? と正直疑念が生じざるを得ない。

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とにかくチャレンジしてみる。使用方法は簡単。乾いたままの髪の毛になすりつけるだけである。最初、おっかなびっくり少量を手のひらにひねり出してつけてみたが、あまり変化がないので思い切りドバッと手のひらにひねり出してガッと全体につけてみる。2、3回その作業を続けると、周りにいたオフィスの人々が反応し始めた。どうやら金髪化してきたみたいである。

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というのも手鏡が小さいのしかなくて、自分ではよくわからないままつけていたから。ちなみに使用感はドロドロ・ベッタリ。まさに油絵具を髪の毛に塗りたくっている印象。もちろん手は金色のベタベタに覆い尽くされる。後で思ったが、手袋をするべきだった。そこらじゅう触れば金色になるミダス王状態。ウェットティッシュで拭けば取れるけれども。

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さて、久々の金髪化に気持ちも上がる。表面は乾くとべたつかなくなる、というか固まる。なので乾く前なら自在なスタイリングが可能だ。往年のヴィジュアル系バンド並みに髪の毛をツンツン立たせることも可能だろう。

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このまま街を練り歩くかパーティーにでも出没したいものだが、検証という重要な仕事が残されているので大人しくする。なかなかにいかつくなった己れの姿を一通り楽しんだ後は、「ワンデー」部分の検証だ。シャンプーで洗えば落ちるというところまでしっかり確認しないと、使った人が金髪のまま学校や職場に行くことになり、停学や解雇となったら大変だ。

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使用前・使用後はこんな感じ。もともと茶色は少し入っていた。

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しかしここはオフィス。お湯を使える場所は給湯室しかない。ということで金髪頭のまま、オフィスビルの廊下を歩いて給湯室へ。それもシャンプー片手に。さてさてきちんと落ちるかな。

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説明書を読むと、どうやらこの『GOLD WAX』は油性らしい。髪の毛を水に濡らす前にシャンプーをなじませろと書いてある。乾いた髪にシャンプー直付けというのは、普段しないものだけれど、書いてあるから仕方ない。乾いて硬くなった髪にシャンプーをなじませていく。

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正直なめていた。小さなトラベル用シャンプーセットで対応するのは非力すぎた。2回に分けてシャンプーしたが、全然取れない。これは強敵だ。たっぷり塗りたくったせいもあるが(チューブ半分以上)、固まった部分がどうにも取れない。途中から石鹸に切り替えて洗うが、金色は取れたものの髪の毛はベタベタのままである。

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結局きりがないので、とりあえず乾かしてべたつく髪のまま帰宅。さらにシャンプーを2回したところで、ところどころベタつくものの現状復帰。まさかこんなに手強いとは…。あー、疲れた。

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ワンデー金髪は非常に楽しいけれど、後始末は結構大変という結果だった。挑んでみたい人は、あらかじめ洗浄力の強いシャンプーを普段使いのものとは別に用意しておいた方が良いだろう。4、5回はシャンプーしないとペタペタのままになる。

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それでも非日常を1日だけ味わいたいという人にはオススメ。パーティーシーンなどの場で思い切り羽目を外したいなら是非使ってみてほしい。入手は全国のロフトなどで可能。

 

オススメ度:(買っても損はない)
公式サイトはこちら

記者

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清水 りょういち

食レポからタバコ・コーヒーなどの体に悪い系、果てはIT、経済分野までフォローする新しもの好きライター。「わかりにくいをわかりやすく」がモットー。元「月刊歌謡曲/ゲッカヨ」編集長

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