ひとり1,000円の予算で「手巻き寿司」はどこまでゴージャスにできるか

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彼女と「手巻き寿司」パーティー、素敵です。

自宅に招いておもてなしするもよし、材料持参で彼女に家に行くもよし。調理不要かつテーブルも華やか会話も弾む、いいことづくしの「手巻き寿司」。

 

ただ、材料費に上限がありません。鮮魚のネタを増やすほど、予算は上がります。かといって、鮮魚なしでは、テーブルがさびしすぎます。

そこで今回、ひとり1,000円の予算でどこまでネタを用意できるか試してみました。彼女とふたりで楽しむという想定で、予算は2,000円。

 

スーパーに行けば、「手巻き寿司」向けに細長くカットされた数種類の魚などの材料がパックになったお得な「手巻き寿司」セットも売られていますが、どのスーパーでも常に置いてあるとは限りません。そこで今回は「手巻き寿司セットは買わない」という縛りを付けることにしました。

また相手に遠慮しながら食べる、なんてことにならないようボリュームも重視です。

 

なお、ご飯、すし酢、しょうゆ、わさび、海苔については予算に含めず、あくまでも「ネタ」を2,000円で買うという設定にしました。実は海苔については予算に含める予定だったのですが、外した理由は後ほど。

 

さて、スーパーでネタを仕入れてきました。

いやー迷った迷った。あっちの売り場こっちの売り場、スマホの電卓とにらめっこしながらうろうろしまくりました。

 

まずはこちら。

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▲漬けまぐろ 398円(税抜)

やっぱりまぐろは外せないかなと思いまして。同じ値段でねぎとろもありましたが、別に買ったネタとちょっとかぶるのでやめました。

1切れの厚みが大したことないので、細長く切らずにこのまま巻いてしまうのもありです。

 

ちなみに安い赤身が手に入った場合は、たたきにしてゴマ油&しょうゆ、さらにお好みで卵黄を加えてユッケ風にすると、いきなりグレードアップします!

 

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▲安売りしていた輸入物の有頭甘エビ 197円(税抜)

彼女に見せるときは頭付きでぜひ。身の部分は値段が値段だけに小さいです。

でもこういうのがあるといきなりゴージャス感が増しますよね。

 

小鉢に入れた各種。

  • かいわれ大根 55円(税抜)
  • ツナ缶 158円(税抜)
  • スイートコーン 122円(税抜)
  • サーモンねぎとろ 298円(税抜)
  • イカおくら 298円(税抜)

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ツナ缶とスイートコーンはマヨネーズで和えました。回転寿司でもおなじみのメニューですね。

 

ツナはノンオイルではなくオイル付きのものがおすすめ。缶に入ったままの状態でマヨネーズ、コショウ、しょうゆ少々を加えて和えてからお皿に盛るときれいです。間違ってノンオイル缶を買ってしまった場合は、少しごま油を垂らすと美味です。

 

サーモンねぎとろは、ねぎを買う予算がなかったのですが、かいわれ大根を一緒に巻くことでさっぱり感が出ます。

いかおくらは鉄板のうまさですね。

 

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野菜がかいわれだけでは健康的でないかも? そこで買ったのが、

きゅうり 48円(税抜)

 

それから、賞味期限が近く半額になっていたので思わず手が伸びた

かまぼこ 128円(定価は256円)(税抜)

 

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もちろんこれはマストですよね。

厚焼き玉子 298円(税抜)

 

ここまでの買い物の総額は、なんと2,000円ジャスト! すごい!

しかしこれに消費税が加わり、正確には2,160円。

消費税分は許してやってください……。

 

本当は海苔も買っていたのです。

でも手巻き用海苔の334円(税込)分だけ、みごとに予算オーバーとなってしまったので、「海苔は予算に含めない」と、結果に合わせてルールを曲げたのでした。

 

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改めて見てみると、かいわれを除くと9種類のネタが買えました。

これだけのボリューム、ふたりなら確実に満腹になれます。

しかもチープ感ないですよね。

さらに予算があれば、鮮魚のほかに焼肉や唐揚げ、塩辛、明太マヨ、ホッキ貝サラダなどなど、ネタのバリエーションには事欠きません。

 

「次はどれ巻こうかな」「あたし、玉子とツナの組み合わせ行ってみる」なんてほほえましいやりとりを連発しながら楽しめる「手巻き寿司」。

 

安心してください、ネタだけなら予算2,000円でも十分いけますよ!

 

 

おまけ

有頭エビの頭は捨てずに味噌汁に。最高です!

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書いた人:椿あきら

椿あきら

猫の下僕をしているライターです。猫と暮らすようになってから、断然家飲み派になりました。

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