この店、どうかしてるだろ!秋葉原「ごはん処あだち」は常軌を逸したメガ盛りと店主のキャラで本当にお腹いっぱいになれる

秋葉原でメガ盛りの定食を食べるなら「ごはん処あだち」がオススメです。このお店の売りは、なんといってもその常軌を逸したボリューム。定食のごはんは普通盛りで1升(約3.5kg)、大盛りで2升(約7kg)という常識では考えられないデカ盛りなのです。もちろんおかずもデカ盛りで、名物の「あだちサービスセット」(980円)では、おでん、コロッケ、唐揚げ、天ぷらなどがテンコ盛り。ネギトロ丼(海鮮丼)もスゴいです。見ただけでお腹いっぱいになりそうなメニューに加え、店主のキャラもどっぷりと濃いです。マイペースで江戸っ子な店主のキャラに「悩むなんて馬鹿らしい」と謎の開き直りマインドがわいてくるという副次的な効果もあります。 (秋葉原のグルメランチ

この店、どうかしてるだろ!秋葉原「ごはん処あだち」は常軌を逸したメガ盛りと店主のキャラで本当にお腹いっぱいになれる

秋葉原で安くてお腹いっぱい食べることができるお店を探したことはありませんか?

実際にあるんです!

知る人ぞ知る安くてメガ盛りのお店が!

そのお店の名は「ごはん処あだち 」

 

このお店のごはん盛りは尋常ではありません。

・普通盛りで1升(約3.5kg)

・大盛りで2升(約7kg)

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すいません、数字だけではイメージつかないですよね。このあとたっぷりとお見せします。

 

ちなみに、おかずのデカ盛りっぷりもハンパなし。これでもかというほどから揚げや天ぷらが詰め込まれたランチセットやチョモランマを思わせるタワー海鮮丼もあるようです。

コスパ&デカ盛り好きな方はぜひご一読ください!

 

店は秋葉原の一角にある「ごはん処あだち 」

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見慣れている人はここがどの辺りかわかるはず。

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店頭には絶対見逃さない「アキバでボリュームNo.1」と宣言した看板が。

 

これでもかというほどデカ盛りをアピール

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入り口にもメニュー写真が所狭しと貼られ、入る前から満腹になってしまいそうです。

 

これが名物の「あだちサービスセット」980円

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表には「あだちランチセット」と書いてありますが、同じモノです。

から揚げ、コロッケ、天ぷらなどなど、まあデカ盛りの店なら想定内の品数ですね。

 

ただし下の「ごはん量目安」を見ると、上記で触れたように大盛り2升、普通盛り1升のほか、少なめ8合もありました。

 

店主に止められる

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何も知らずにうっかり「普通で」と言うと、店主がすかさず「うちの普通はこれなの!」と、頼むとどういう目を見るかを丁寧にレクチャーしてくれます。

 

ちなみに店主は話好き。

「大盛りはねえ……プロでも無理!大食いタレントのAが一応食べたには食べたけど」「おかずだけでも1kgあるからねえ。大盛りだと総重量10kgくらいになるんじゃない」とニコニコしながら話し出します。

 

何度行っても同じトークなので、前菜だと思ってこれを聞くか、心を鬼にして大声で遮り、注文を強行しましょう。

ようやく店主と妥結してあだちサービスセット大盛りを注文。

 

ちなみにこの店では料理を注文してから出てくるまでなかなか時間がかかります。次の3つのことを注意しておけば、待ち時間は大幅に減らせます。

 

~『あだち』で待たない3原則~

(1)「あんた来たことあるよね」と言われたら嘘でも「ハイ」と言っておく。

→初めてだとバレるとごはんの盛りレクチャーが始まり、なかなか注文させてくれない。

 

(2)調理中に店主に話しかけない。

→厨房から出てきて再びトークがスタートしてしまうため。明らかに揚げ物放置でこっちがヒヤヒヤ。から揚げが固くならないか心配。

 

(3)急に店主がテレビの話題について話を振ってくるので身構えておくように。

→店内にあるテレビをボケ~っと見ていると、「豊洲なんかもう駄目だよね」などと時事ネタを振ってくる。深い議論になるとまた厨房から出てきてしまうので、そうですねと軽く流すこと。

 

不気味な音が・・・

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「ぺしぺし、ぺしぺし」……

 

何やら不気味な音がすると思って見ると、店主が無言で米の山を作っています。

ひとすくいで茶碗一杯分ぐらいありそうです。まるで子どもがお手伝いしているかのような微笑ましい光景ですね(汗)。

 

キタ━(ノ゚∀゚)ノ あだちサービスセット大盛り!!

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これが7kgのごはん!

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これを胃に入れたら体重は何キロ増えるのだろうか・・・

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おかずが小さくて少なく見えますが・・・

 

【衝撃】おかずの量も決して裏切らない!

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・おでん

よく味の染み込んだおでん。具材はその時によって変わります。汁物が揚げ物と一緒に盛られているとか、この店ではそんな小さいことは気にならなくなります。

・コロッケ

中身は日によって変わります。メンチ系だったりクリーム系だったり。自家製とは信じられないくらいの完成度です。

・天ぷら

巨大すぎる獅子唐と、茄子。これもその時によって変わります。

・厚焼き卵

甘めでこれもごはんが進みます。自家製だそうです。

・春巻

自家製かは別にして、中華味がいいアクセントになります。

・漬物

ごはん処理班として大活躍してくれそうですが、明らかにごはんに対しては足りません。

・から揚げ

このから揚げを目当てに来る人もいるそうです。

 

というのも……

名物のカレーから揚げは10cmほどのデカさ。しかも4個!

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特製のカレー風味に仕上げてあり、鶏モモ肉の柔らかさとカリッと揚がった衣の食感がたまりません。味付けは濃い目で、から揚げ1個につきごはん1合はいけそうです。

 

赤子の顔ぐらいある

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放置しても長年の勘でベストな揚げ加減に。冷めてもカリカリのままです。しかし巨大です。

 

ちなみにコレ普通盛りね♡と無邪気に言う店主

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普通なわけがありませんが、大盛りを見てしまうと「あ、少なめ……」と思ってしまいます。もはや麻痺しているのです。

 

店で一番少ない量(でも茶碗3杯分)

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この「11軽」というサイズが最小だそうです。店主は普段からこんなに量を食べていないと思いますが、他人の胃ならいくらでも入ると勘違いしているのでしょうか。

 

どうしてこんなに盛り始めたのか

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実は昔、秋葉原駅前には青果市場がありました。

『あだち』は先代が50年前に始めた店で、当時は市場で働く人のための食堂だったそうです。市場で働く人はたくさん食べる上に舌が肥えており、ここは「味と量の店」として美味しさとボリュームを売りに繁盛していました。

市場が大田市場に移った今も店主の安達政則さんが暖簾を守り、デカ盛りと美味しさをアキバの人々に提供し続けています。

 

ちなみに看板の「江戸神輿」とは、安達さんが江戸神輿愛好会「安達會」を主宰しているためPRしているようです。

 

これについて訊くとまた話し始めてしまうので、時間のある時にぜひ。

 

新潟産コシヒカリが秘密の安いルートで手に入る!

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「こんなにごはんを盛れるなんて、どうせ安い米使ってんだろ」なんて邪推はヤボ!! ここの米は新潟のコシヒカリで、米問屋とは先代から築いた信頼があるため安く仕入れることができるそうです。正直、本当にお米は甘くふっくらしていて美味しい。おかずがなくなっても食べ続けてしまうのはそのためなんですね。

 

ネギトロ丼の威力もハンパない(なぜか別の日にまた来てしまった)

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別の日にネギトロ丼も注文してみました。

ネギトロ丼とは言うものの、マグロ、サーモン、タコなどが乗り普通に海鮮丼です。一面に張り付いたシラスは釜揚げ系の柔らかいものではなく、塩気の効いた乾物系なのでこれまたごはんが進みます。

 

デカ盛り以上に店主のキャラがスゴかった

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昼休みの1時間に訪れるより、ゆっくりしたい休日や誰かにかまってほしい寂しい日などに行くのが良いでしょう。お腹もいっぱいになりますが、マイペースで江戸っ子な店主のキャラに「悩むなんて馬鹿らしい」と謎の開き直りマインドがわいてきます。

 

ちなみに夜は居酒屋として営業していて、ランチセットを同じ内容で1000円で提供しています。夜の定食は高い店も多いですが、たったの20円アップでお酒とともに楽しめるので、会社帰りにいかがでしょう。

 

 

紹介したお店 ごはん処あだち

住所:東京都千代田区外神田3丁目11-6

時間:11:30~15:00(L.O.)、17:00~23:00(L.O.)、土・日曜の昼は~16:00(L.O.)

 

 

プロフィール

猫田しげる

デカ盛りと食べ放題を求めて津々浦々。おいしいものもおいしくないものも大好きです。

                             
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