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大峯奥駈道の最後のちょっと(本宮大社〜吹越峠) (73/79)


【以下、山と高原地図ルートとGPSログについて】
吹越権現〜下向の直線的ルート(灰色線)を降りる予定だったのですが、地形図に記載がない時点でちょっとイヤな予感はしました。しかし自信たっぷりの実線ルート。指導標ないものの、ピンクテープ多数の砂利の下り道が(+_+)


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※写真の著作権は撮影者に帰属します。利用の際は撮影者の方へご確認下さい。
撮影者 toshimizu7566
公開範囲 全員に公開

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今回の全歩行ルートです。灰色の箇所は存在しない/廃道と思われる山と高原地図のルートを探して彷徨った跡です(+_+)

本宮大社の駐車場に車を止めて、今日は即出発です(´▽`) あまり早くないですが(汗

本宮大社周辺の案内板。おぉ、奥駈道が川を渡ってる〜

大斎原の大鳥居!

青空に大きな鳥居(´▽`)

世界遺産登録の碑

お食事中でしたか?
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川が渡れないので、あの備崎橋まで歩きます。

大斎原の反対側から出る直前に、巻絹と音無の梅があります。

その説明書き。

国道168号、道端の花々(^^;




奥駈道、備崎へ渡る橋

熊野川の水量はやっぱり多いなぁ。渡河はムリだなぁ

橋を渡ると、ぐるっと回って奥駈道へ

大峯奥駈道の案内板。靡は「なびき」と読むんですね(^^;;;
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春は花がいっぱいで良いですね。山に行くようになって、こんなも種類があるんだと知りました(^_^) そして花の名前が分からない/分別できない沼にwww

備崎のここから取り付きます、ちょっと急坂。

なお左手には川原へ降りる急階段(ロープ付き)。

脇に石がごろごろ。石畳の石?

と思ったら、経塚群の石だったようであります。

いったん林道に出て… 

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少し上がって、再び山道…

この辺りは、穏やかな登りばかりですね。

今日は、ギンリョウソウが咲いてましたー♪
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折り返して、七越峯まであと100m

七越峯の山頂、とうちゃく〜 奥の櫓はなんだろう? 祭礼があるのかな?
ここで奥駈道を吉野から4泊5日で縦走されている方とすれ違い。良いなぁ、いつかやってみたいです。
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山頂のお地蔵さん

トイレ(簡易小和)ありますが…この少し先にもっといいトイレ(男女和)があります

階段を降りて…

アスレチックとトイレのある広場に。ここは車で上がって来れます。いいトイレ有り。

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アスレチックの上にも芝生の広場。そこから南の山々ヽ(´ー`)ノ


展望台にでました。熊野川と本宮大社がっ!!

大斎原の大鳥居もヽ(´ー`)ノ

南野方の山々

こ、これはにょきにょき生え始めてる?

吹越峠までに無線中継局がありました傍らに丸太椅子の円陣があったので休憩〜(ふぅ と、ここで今日お二人目のすれ違い。この方も奥駈道を縦走と…

しばらく穏やかな道が続きます。奥駈道って全部険しいと、ちょっと勘違いしていました(^^;

全然峠っぽくないですが、吹越峠。右手は下向に下る点線ルートですが、なにげに木で通せんぼ。これはルートに問題があって意図的に置かれたのか、奥駈道を外れないようにと置かれたのか???

一昨日の小辺路・果無越も、ここも、この地籍調査標が至る所に打たれています。こんなにたくさん居るのかなぁ??? 一緒に打ち付けられてるピンクテープが千切れてあちらこちらに散らばっていたりも…

♪ぴーひょろろろー 2,3羽が飛び回っていました(^_^)

山肌が大きく伐採されたエリアに出て、広い熊野川の大きな蛇行が見えます。。。この伐採があとで問題に(;´Д`)

吹越権現に到着〜♪

吹越宿跡。。。今はなにもないですが、いつ頃まで宿があったのだろう?

吹越宿の碑

側溝にイモリ? にしては、太い気がする。。。

振】吹越山、山在峠への指導標です。今日は山在峠まで行こうと思っていたのですが、周防さんの調子が良くないのでココで下山することにします。

と、ここで山と高原地図の下向橋への下山路(CT1:00)を探すのですが、それを示す指導標がまったくありません。しかし奥駈道と舗装林道の交差点からは、地図の下山路の方向、先ほどの伐採跡に続く砂利道があり…

とりあえず他に道がないことを確認したのと、多少荒れはあるものの危険はなさそうと判断。舗装林道から入ってすぐにナナメ右へ分岐すると、こんな感じでつづら折りにどんどん下っていきます。

こんなピンクテープもあったりしますが、5回ほどつづら折りしたところで行き止まり。道のない先、急斜面ではないですが、左右に沢があって最後は崖で行き詰まる可能性大と判断。吹越権現へ戻ります(-_-;

ちなみに右へ降りず、左へ進むと先ほどの伐採エリアに出ます。青い網で囲われていて、ゲートもあるため通れません。

振】山在の集落を目指して林道を下ります。ここは吹越権現から最初のT字分岐。

お、沢ガニw
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地形図では家々が立ち並ぶあたりですが… 石垣だけを残して杉林と化しています。゜(゜´Д`゜)゜。 家がなくなって、もう何年になるのだろう???

振】林道がクランクしているところで、数軒の家が。。。

お、山の上の牧場は良くありますが、川原に牧場が。

あっぷ牛

先ほどの伐採エリアの下に出ました。。。うーん

さらに下山道と車道の合流ポイントを探してみます。法面の上に階段があります。

階段のそばにはピンクテープも。

しかし法面上部からはどうやって降りる???

と150mほど先に法面上への分岐がありました。しかし指導標はナシで、廃道化しつつある感じが。。。

若干のアップダウンを経て、下向橋にようやく到着。車道が長かったー そしてバスの時刻は、1時間前と1時間後のまさに狭間。1時間後のバスでは宿夕食に間に合わないので、本宮まで歩きます!
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交通量の多い本宮道路ですが、幸いすぐに歩道が現れます♪

山に夕陽が差してきましたー

NTTの本宮別館です。名前はすごく豪華そう〜www

本宮大社の駐車場に戻ってきましたー 今回9.9km予定でしたが、道がなく遠回りした関係で14kmの道のりでした。周防さん、お疲れ様ー(>_<;;;

【以下、山と高原地図ルートとGPSログについて】
吹越権現〜下向の直線的ルート(灰色線)を降りる予定だったのですが、地形図に記載がない時点でちょっとイヤな予感はしました。しかし自信たっぷりの実線ルート。指導標ないものの、ピンクテープ多数の砂利の下り道が(+_+)

GPSログの1本が歩いているのは、この先のようです。ここから前方に見える砂利道までは、切り株だらけの斜面をナナメに下る必要があります。登りでならまだいいですが、下りはリスクあるなぁ。周防さんも居るし…(;´Д`)

ちなみにGPSログを見ているとこんな出っ張りも。こちらは地図に「水呑金剛」の記載が有りますが、道は崩壊していて地図の点線ルートとは全然違う軌跡になっています。

こちらの出っ張りは地図にまったく記載がなく…なにが有るのでしょう?いつか奥駆道を縦走するときに確かめたい(^_^)ゞ

この部分は、地形図の方が正解で…山と高原地図は縮尺の影響と言えなくもないですが、実態とかなり違います。(橋の高さから下向集落の方へ左折したくなってしまう)

【大斎原と備崎】
今回、夜の本降りの雨の後で増水していたので無理ですが…

GPSログを見ると、川原を渡るログがいくつも。水害に遭う以前、かつて本宮大社は中洲に立っていて橋がなく、参拝者は川を渡る=強制禊ぎw=だったんですね。ビッグデータとしてだけでなく、ルート状況を推測するにもGPSログマップは有効ですね(^_^)