特産品情報 相互に発信 石垣市と泉佐野市が協定


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それぞれの特産品を互いに情報発信し販路拡大を目指す「特産品相互取扱協定」を締結した中山義隆市長(右)と千代松大耕市長=7月31日、石垣市役所

 【石垣】石垣市の中山義隆市長と大阪府泉佐野市の千代松大耕市長は7月31日、それぞれの特産品を互いに情報発信し販路拡大を目指す「特産品相互取扱協定」を締結した。2013年の新石垣空港開港で泉佐野市にある関西国際空港への直行便が就航したことに伴い、相互発展へ連携を図ろうと提案された。

 タオル生産が国内有数の泉佐野市は「泉州タオル」や水ナスなどが特産品で、千代松市長は「協定をきっかけに多くの特産品のPRにつなげ、両市の友好が深まることを願っている」と今後の連携を期待した。

 泉佐野市は観光案内所などで石垣の特産販売や観光地紹介などを手掛ける予定。中山市長も「空港で結ばれ発展が期待できる」と話し、JAや商工会などとの連携を模索して泉佐野について情報発信する案を示した。