アートは秋限定!? 見て、知って・・・いつ行っても感性が磨かれる
岩手県の美術館・博物館をご紹介!
宮沢賢治由来のミュージアムや石河啄木、奥州平泉の博物館など、見どころいっぱい。
古今東西、様々なアートに触れて心のリフレッシュをしよう!
(※紹介施設はじゃらんnet観光ガイドから抜粋しました)
宮沢賢治記念館
宮沢賢治の散策の地であり,「経理ムべキ山」の一つにあげていた胡四王山の頂上に,全国の賢治ファンからの寄付金を基に建てられた。詩人・科学者・教育者としての賢治の思想と多彩な活動を7部門にわけて視聴覚的に再現している。
宮沢賢治の生涯や多才な活動について余すところなく網羅された展示内容が、うまくジャンル分けされてまとまっており、分かりやすく見せる工夫がされています。
難しい資料や展示だけではなく、スクリーンで童話が楽しめたり、プラネタリウム風のドームで星空を体感したりと、大人からこどもまで楽しめる空間になっています。
盛り沢山な内容ながら、施設の規模が大き過ぎず適度で疲れずに鑑賞できる点も、博物館として非常に完成度が高く良くできていると思います。
童話をコンセプトにしたレストランやカフェスペースなども敷地内にあり、花壇や広場など散歩できるコースもあり、ゆったりと1日楽しむこともできそうです。
岩手県立美術館
萬鐵五郎、松本竣介、舟越保武を柱とした郷土作家の作品を中心に収集展示し、また国内外の様々なテーマによる企画展を開催している。同時に講演会やワークショップ、コンサートといった美術に親しむための様々なイベントを開催している。企画展の観覧券で常設展も見学可能。
建物が素敵です。常設展も安定しており、気になる企画展には必ず足を運びます。大人になってからは、初デートは県立美術館と決めています。人となりが解り趣味の合う方かどうか、とても良く解ります。
併設のレストランは企画展にちなんだメニュ―が準備されます。裏の敷地も広く、ベンチもあり、犬の散歩をする方やジョギングをする方とすれ違う位で、駅からすぐなのに広い広い空、山々が見渡せる気持ちの良い芝のスペースになっています。お勧めです。
賢治の学校(宮沢賢治童話村)
賢治童話の世界で楽しく遊ぶ「楽習」施設で,「ファンタジックホール」「宇宙」「天空」「大地」「水」の5つの部屋に分かれている。
植物、動物、星などテーマとした各教室は本当に内容が良く、展示物も凝っていて素晴らしかったです。
また、物語の場面場面を表現した「セロ弾きのゴーシュ」と「注文の多い料理店」のジオラマが良くできていて面白かったです。
広い敷地に立地し、広場も広く、開放感が味わえます。お土産コーナーもあるので楽しいです。
岩手県立博物館
県制100年を記念して昭和55年に開館した岩手地方の資料を幅広く展示する総合博物館。岩手の歴史を時代の流れに沿ってテーマ別に展示している総合展示室,動物や地質などの自然や,考古・民俗などを各分野に分けて展示する分類展示室,岩手県ゆかりの画家や彫刻家の作品を展示する近代美術展示室などがある。特に萬鉄五郎の作品や遺品は約1600点に及んでいる。また古い民具を実際に使用してみることのできる体験学習室や,屋外には国の重要文化財に指定されている江戸後期に建てられた曲り家・直屋が移築復元されている。
大人になって初。子供も大人も楽しめました。
岩手の博物館とのことですが、恐竜とかもあって、その大きさ、雄大さだけでも迫力ありました。
歴史、文化はもちろん、展示の仕方も良いと思います。
レストランも景色がよくおすすめです。
イベントもやっているので、それを狙っていくのもありかと思います。
もりおか啄木・賢治青春館
盛岡を背景にした、啄木賢治の青春や文学のほか、当時の文化などを紹介。建物は明治43年に建てられた、旧第九十銀行本店で、レンガ造りの美しいロマネスク風の近代洋風建築で市の有形文化財・国指定重要文化財に指定されている。
平泉文化遺産センター
平泉から出土した遺跡物の数々を展示。奥州藤原氏の歴史年表とともに当時の世界へ思いを馳せる場所
平泉の散策でしたら、ここからスタートがお勧めします
歴史・寺社などを見てから平泉散策をするとより楽しくなると思います。行き先、行きたい所なども確認できるし、寺社・観光スポットも確認できる所です
平泉に着いたらここへ行ってください。お勧めです
石と賢治のミュージアム 太陽と風の家
晩年の宮沢賢治が技術師として働いた旧東北砕石工場とその関連資料の展示やイベントが行なわれる・太陽と風の家がある。
宮沢賢治が亡くなる直前まで、技師として働いていた東北採石工場そばにあります。宮沢賢治ファンには感慨深い場所です。
入口からの通路が、かつてのトロッコ線路が敷いてあり、郷愁と賢治の世界観を演出してくれます。
鉱石や天然石の原石の展示、宮沢賢治と、賢治を技師として招いた東北砕石工場の創始者の人生のパネル展示などがあります。
「太陽と風の家」という公共施設のなかにあります。
休憩所、子供の遊び場など併設されていますので、退屈する子供を遊ばせて、夫婦交代でゆっくり展示を見れました。
牛の博物館
牛に関する資料を国内外より集め展示。 「牛と人との共存を探り、生命・自然・人間を知る」をテーマとする世界唯一のウシ専門博物館。
全国的にも珍しい「牛」に特化した博物館。行った日は、様々な動物の角の企画展をやってました。子ども達も来てて、興味津々に見てましたよぉ。大人も楽しめます!隣接のレストランでは、本格的なフレンチも食べられます。前沢牛料理も絶品です。博物館からは、雄大な北上川の流れや世界遺産への追加登録を目指す白鳥舘遺跡も見えます。
遠野市立博物館
遠野物語の世界、遠野の自然とくらし、遠野の民俗等。シアターでは民話やマンガ家水木しげるが描く河童などのアニメが人気。
遠野物語を上映しているブースでの、水木しげるさんのアニメ見たさに入ったのですがほかの上映品目も内容が充実しており、予想以上に楽しむことができました。
展示物も実物大の民家の復元などもあり、また、遠野の歴史が詰まっていました。
久慈琥珀博物館
緑に満ちた静かな森の中にある博物館。この久慈琥珀博物館では、失われた太古の世界を閉じ込めた美しい自然のタイムカプセル「琥珀」の不思議な魅力を体感することができます。久慈市は琥珀の産出量国内一ですが、博物館の敷地内では琥珀採掘体験場もあり、
この博物館の中に、琥珀で出来た人魚の絵があります。絵の構図、その背景にある物語、その美しさに心を奪われました。この絵だけでもまた見に行きたいです。琥珀の科学を知るところがあったり、発掘体験ができたりしますが、色々な色、形の琥珀を眺めているだけでも楽しめます。琥珀でできたネックレスや時計なども欲しくなりますが、高額なので手は出ませんが、お土産屋さんもあります。近くに洋食のレストランもあり、お昼はそこで食べられます。
深沢紅子野の花美術館
「明るい人柄と、真の強さに裏打ちされた優しさがあふれている」と訪れた人々を魅了する盛岡出身の画家・深沢紅子の作品を展示した美術館です。平成8年に開館し、水彩作品40点・油彩6~7点を常時展示しています。花との出会いを一期一会とした紅子らしい企画展も行われます。
深沢紅子さんの絵を楽しむことができるのはもちろん、1階のショップではお土産にもなる小さなグッズも販売していますし、喫茶コーナーから中津川を眺めることもできます。周辺をぶらぶら散歩するのも楽しいです。春は忘れな草、夏は菖蒲、秋は鮭の遡上、冬は白鳥を楽しむことができます。
花巻市博物館
縄文式住居や古墳、城下町の様子や花巻人形など、縄文時代から現代までの花巻地方の歴史や文化、暮らしを「考古」「歴史」「美術・工芸」の三分野に分け、展示、紹介。講座や体験学習会なども開催し、楽しんで学習できる参加型博物館を目指しています。
新渡戸稲造や宮沢賢治にゆかりの深い花巻の歴史を学べます。テーマ展なども行われているので、様々な内容で楽しめる場所です。今回は日本の人形の企画展を拝観。中学生無料は嬉しかった。(勉強の場ですね)はにわ、ひな人形、ブリキおもちゃ等、人形の歴史を見ることが出来ました。予定外の訪問でしたが興味のあった企画で内容も満足。
※この記事は2016年7月時点での情報です
じゃらん編集部
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