高卒内定率、過去最高93.6% 沖縄県内外ともに上昇


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 沖縄労働局(待鳥浩二局長)は29日、今年3月の新規高卒者の就職内定率が、6月末現在(最終)で前年比0・9ポイント上昇し93・6%となったと発表した。6年連続の改善。統計を取り始めた1989年以降、過去最高を更新した。県内での内定率は1・0ポイント上昇の91・7%、県外は0・9ポイント上昇の97・6%。

 就職希望者数は0・5%減の2065人。県内事業所は2・0%増の1403人、県外は5・6%減の662人で、県内志向がさらに高まっている。

 県内求人数は21・3%増の2742人。職業別では、サービスが810人で最も多く、生産工程が382人、事務が368人、専門的・技術的職業が319人と続く。県内景況を反映した求人となっている。

 就職内定者は0・4%増の1933人。県内は3・2%増の1287人、県外は4・7%減の646人だった。