県道に機動隊員列をなす 北部ヘリパッド建設


この記事を書いた人 松永 勝利
道路脇に広がり警備する機動隊=2日午前9時42分、東村高江の県道70号

 【ヘリパッド取材班】東村と国頭村に広がる米軍北部訓練場のヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)の建設工事で2日午前、訓練場のN1ゲートからメーンゲートまでの県道70号の両側に機動隊員が並んで列をなした。約5キロの区間中、多い所では約100メートルの間に30人余り、少なくとも約100メートルごとに1人が路側帯に立った。
 午前8時から11時にかけて、資材を積んだ大型ダンプカー14台が東村高江の同訓練場N1地区ゲートに入った。正午現在、この日の資材搬入は終了したとみられる。
 警察に警備されながら走行する車両に対し、建設に反対する市民ら約50人が「森林破壊許すな」などと声を上げた。
【琉球新報電子版】