2016.08.01

夏の３大お悩みも解決！今行くべき日帰り温泉【関東・東北】

こんなに暑い日に温泉に入るなんて！？汗かくし、ぜーったいムリムリムリ・・・。
そんな風に思っているヒトも多いかもしれませんが、温泉天国の日本には夏にこそ入ってほしい、おススメの湯がたくさんあるんです。

とにかく暑い・・・。汗でベタベタ・・・。日焼けでお肌が心配・・・。
今回はそんな夏の３大お悩みをスッキリ解決！！の名泉ばかりを厳選してお届けいたします。
あなたのお悩みに合った温泉を、ぜひ訪れてみて。

ゆったりぬる湯にひんやり冷泉

「夏ってとにかく暑い…」を解決！

明確な定義はないものの、一般に「ぬる湯」と呼ばれるのは40℃に満たない温泉のこと。さらに低い25℃未満は「冷泉」となります。いずれも体への負担が少なく長湯できるのが利点。副交感神経も刺激されリラックスできます。

駒の湯源泉荘【静岡県伊豆の国市】

人肌くらいがちょうどいい。木漏れ日の下で夏の湯浴み。

合計して毎分250リットルもの湯量を誇る2本の源泉を所有。どちらも泉温は30℃台で、伊豆のぬる湯の名湯として知られる老舗日帰り温泉。メインの露天は瓢箪形で温度別の仕切りあり。出たり入ったりしながら長湯して楽しみたい。

長生きの湯 富士見館【静岡県函南町】

湯船は温度別に３段階。遠方からのファンも多し！

遠くは九州からも客が来るという、通のみぞ知る穴場の湯。明るい雰囲気の浴槽は32～34℃の低温、37～38℃の中温、40～41℃の高温の３つに仕切られる。2階の休憩室を利用すればプチ湯治にも。明るい女将の対応も気持ちいい。

山あいの隠れ家 湯宿 梅ぞ乃【山梨県身延町】

あの信玄も浸かった？情緒満点の湯宿のぬる湯。

200年の歴史を有し、武田信玄の隠し湯としても知られる下部温泉。少しぬるっとした肌触りのアルカリ性単純泉の湯は、35℃前後の「ぬる湯」と、42℃前後の「あつ湯」の両方で楽しめる。静けさに包まれた佇まいが人気だ。

秩父七湯「御代の湯」新木鉱泉旅館【埼玉県秩父市】

鉱泉そのままの水風呂は夏だからこそ試したい。

古くは秩父札所巡りの門前宿として賑わった宿。源泉湯温約15℃の単純硫黄冷鉱泉で、卵の白身のようなつるんとした肌ざわりから、「卵水」の異名も。日帰りの場合、湯上がり後の休憩所はないが、歴史ある湯は一浴の価値あり。

微温湯温泉 旅館二階堂【福島県福島市】

夏しか入れないレアな湯は目の湯としても名高い秘湯。

旅館のルーツは享保年間。今も時を忘れたかのような佇まいで旅人を迎えてくれる。含アルミニウム泉の温泉は湯量豊富で、源泉湯温そのままの浴槽と42℃まで加温された浴槽がある。タイムスリップ感覚でレトロな湯処に身を任せたい。

しゅわしゅわさわやかサイダー泉

「夏ってとにかく暑い…」を解決！

「サイダー泉」「ラムネ泉」などと呼ばれる炭酸成分を含む温泉は全国的にも稀少。全体的に温度が低く、肌にポコポコと気泡が付くのが特徴です。血行促進＆老廃物の排出、さらに湯上がり後の爽快感に期待大！

山口温泉【山梨県甲斐市】

ドバドバと贅沢にかけ流し。住宅街でサイダー体験。

元はブドウ畑だった場所に約30年前にオープンした一軒湯。しばらく入っていれば、全身はあっという間に気泡に包まれる。源泉湯温は42℃あるが、加温も加水もせず100％湯船にかけ流しているため、浴槽では37℃程度のぬる湯に。

塩原元湯温泉ゑびすや【栃木県那須塩原市】

鎌倉武将もその傷を癒やした“塩原十一湯”最古の湯。

浴槽は混浴と女性専用の２種で湯治場ムードたっぷり。中でも塩原温泉発祥の湯とも伝えられる「梶原の湯」は、浸かっていると肌にシュワリと気泡が付く。また、昔から胃腸によいと伝えられ、飲泉所も設けられている。