「普天間の即時閉鎖・撤去を」 沖国大でヘリ事故12年の集い


社会
この記事を書いた人 松永 勝利
沖縄国際大学に米軍ヘリコプターが墜落した事故から12年を迎え、焼け焦げたアカギ(手前)の前で開かれる「普天間基地の閉鎖を求め、平和の尊さを語りつぐ集い」=13日午後2時すぎ、宜野湾市

 【宜野湾】沖縄国際大学に米軍CH53Dが墜落した事故から12年たった13日午後、大学は墜落現場のモニュメント前で「普天間基地の閉鎖を求め、平和の尊さを語りつぐ集い」を開いた。前津栄健学長は「危険この上ない普天間飛行場を即時閉鎖し、撤去することをあらためて日米両政府に求める」との声明を発表した。
 前津氏はことし4月の米軍属女性暴行殺人事件に触れ「米軍基地があるが故の危険性は周知の事実だ」と訴えた。学生を代表して名嘉一心さん(20)と城間愛理さん(21)があいさつした。現役学生による朗読ライブも大学図書館AVホールで催された。【琉球新報電子版】