米ハリアー戦闘攻撃機が墜落 沖縄本島東沖 乗組員は無事


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 22日午後、米空軍嘉手納基地を飛び立ったAV8Bハリアー戦闘攻撃機1機が沖縄本島東沖合に墜落した。関係者によると乗組員は無事で中城海上保安部などが救助に向かっているという。午後2時58分ごろ、嘉手納基地からHH60救難ヘリが離陸するのが確認された。海保などが情報収集を進めている。
【琉球新報電子版】

ハリアー墜落場所は辺戸岬東153キロ海域 米本国所属、岩国から嘉手納に飛来

 米空軍嘉手納基地を飛び立ったAV8Bハリアー戦闘攻撃機が22日午後、沖縄本島東沖合で墜落した事故について、第11管区海上保安本部は午後2時10分ごろに那覇空港事務所から「辺戸岬から東に約153キロ付近の海上に米軍所属航空機が墜落した模様」との連絡があったと発表した。米軍は午後2時40分ごろ、11管に対し救助を要請した。11管は巡視艇1隻と航空機1機を現場海域に派遣し、救助に向かっている。
 関係者によると乗組員は墜落前にパラシュートで離脱し無事だという。墜落したハリアーは米本国の基地所属で今年8月に岩国基地から嘉手納基地へと飛来し、県内で訓練などを実施していた。
 嘉手納基地からは午後2時58分ごろにHH60救難ヘリが離陸するのが確認された。【琉球新報電子版】

英文へ→US Harrier jet crashes off Okinawa

墜落した米軍のAV8Bハリアー戦闘攻撃機の同型機=2012年、嘉手納基地